哲学2-2 学生コメント集

 学生が書いた感想などと高木の返信をまとめたものです。

 学生の書いた本文はそのまま、とします。高木が補足する場合は()を付けます。○は学生のコメント、★:は高木のコメントです。△は補足です。考察をつける場合もあります。

○いろいろ日本についてのことを知った。とてもいいと思います。例えば、夫は給料を妻に与えるという決まり、中国では全然想像できないものです。自分でものを判断する力を一層上げました。

★そうでしたか、中国では想像さえできないのですね。自分の想像できない考えを知れる、というのは知的好奇心を刺激されますね。それが学問の良さだと思います。一緒に考えていきましょう。

○今まで自分の考えを主にして他を批判してきましたが、今回の授業で、他には他の考えがあるのかということを考えさせられました。特に中国についても問題になっていますが、中国の人にも中国人なりの考え方があって向こうではそれが当たり前なんだなと思いました。

★そうですね、そういう「え?!」という気づきが良いですよね。今後、いろいろな実例を出して考えていってもらいますが、自分を客観的に観る大切さを知って行ってもらいたいです。世界にはいろんな考えがあって、素晴らしいですよ。

○何かを語るためには、事実を知って、自信を持たなければならないものなんでしょうか。この講義を通して”自分の意見”というものを確立させたいです。

★この講義だけで確立させるのは難しいと思います。良い本を沢山読んでください。ただし、事実から出発して自分の意見を加えてしっかり主張すること、は哲学者のアリストテレスが述べています。今後講義で述べていきます。第一歩になれるように頑張ります。一緒に考えていきましょう。

○対等という価値観を外国基準にしようとする最近の日本の風潮に疑問を持ちました。

★鋭い疑問ですね。では、いつから日本は外国かぶれなのでしょうか? 事実から考えてみましょう。長谷川三千子著『からごころ』を参考にしてみてください。

○女性が外に出てくることにより外の上下関係は逆転してしまわないのだろうか、と少し疑問を感じた。

★授業を理解して自分で考えているからこそ出てくる疑問で、嬉しいです。今後の講義で述べていきますが、自分で調べてみてくださいね。菅原正子著『日本人の生活文化』を参考にしてください。

 他に、素晴らしい意見が沢山ありました。

 以上です。
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