講義録13-2 学生コメント集

 学生が書いた感想などと高木の返信をまとめたものです。

 学生の書いた本文はそのまま(漢字への変換あり)、とします。高木が補足する場合は()を付けます。○は学生のコメント、★:は高木のコメントです。△は補足です。考察をつける場合もあります。

△(大勢の意見)  社会には知らないことが多いです。今回のようにグラフ1つで判断が変わるような社会で広まっている言葉に流され、実態を知らずに生きているんだなぁ、と想いました。

★だから、大学に来て学び、本や友人を通して研鑽を積むのですね。

△(大勢の意見)隠した方が利益を得られるのは本当はダメなことなのに、日本の体制がそうさせているのは少し驚いた。

★体制を替えなければ、という視点をもってもらえて嬉しかったです。決して1人の責任にしてはならないのです。それでは体制が残り、事故防止できなくなるのです。

○静岡県内にはなぜ新幹線の停車駅が多いのか? 県内の鉄道が少ないのはなぜか?

★講義にあまり関係のない質問ですね(笑) 前半は、静岡県内に素晴らしい国民がいるから、です。掛川市役所のHPを見て下さい。

「第426回 新幹線掛川駅誕生以降のまちづくりは「報徳の教え」により実現!」
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/sunkan/sunkan426.html

 掛川市民の寄付によって掛川駅が出来たのです。後半は、人口が愛知県よりも少ないから、でしょう。それでも、静岡県内の鉄道は個性あふれて全国に名をはせる鉄道だらけですよ。漫画『テツぼん』が分りやすいので是非どうぞ。

○遅刻者への対応は今度から授業の1回目からやるべきだと思いました。

★その通りですね。有り難う。

○興味深い内容が多かった。そのため文字数が多かったが一部見にくい所があったので、もう少し見やすくしてくれるとありがたいです。

★そうでしたか、申し訳ないです。以後気を付けます。

○日本がクリスマスを祝う風習があるのはなぜでしょうか?
○授業に関係ありませんが、日本人はクリスマスは祝うのに、なぜ、イースターはそこまで大騒ぎしないのでしょうか? どちらもキリストのイベントなのに・・・。やはり、企業戦略なのでしょうか?

★ほほーぅ。少し調べてみましょう。クリスマスもイースターもキリスト教のお祭りではありませんよ。ですから、ローマ・カトリックはどちらも禁止していた程です。私はクリスマスは冬至であり、正月であるから本質として祝える、と考えています。15年近く前にかいたエッセイをどうぞ。

「日本人はクリスマスを祝えるのか? 」 
http://takagikenziro.blog.fc2.com/blog-entry-361.html

○先生の言葉にとても熱が入っていました。

★そうでしたか!? 風邪が治ったからかもしれませんね。

○今日は珍しく講義内容にインパクトが足りなかったように思う。ただ、学者によって見解が違うという話には、かなりの勢いで首肯してしまった。

★1つでも学んでくれて嬉しいです。インパクト・・・はい。何が足りなかったのでしょうか。知識? 智慧? 熱量? 何でしょうね。

○できることなら”公衆の福利”についてもう一度解説してほしいです。

★公益という視点から、最後に解説するつもりです。

○血圧が高いと危ないのではなく、高血圧から低血圧になる方が危ないことに驚いた。

★生物は恒常性を備えていなければなりません。恒常性は高校の生物で学びます。是非とも勉強してみて下さい。

○まったく癒着のない企業はあるのだろうか

★善い視点ですね。どこからが癒着、とするかの定義と合わせて考えてみて下さい。次に癒着は悪かどうか、癒着は技術者倫理の「公衆の福利」に適するかどうかも。

○日本人は祭り事が好きな人たちだと思うので、そこに文化の壁はないのと考えるのではないでしょうか。(昔から寺と神社が2つあるような感じ)

★そのようにどの宗教でも良いよ、と最初に決めたのは聖徳太子です。江戸時代に石田梅岩が「どの宗教でも心を磨ければいいよ」と言いました。面白そうだったらそれぞれを読んでみて下さい。

○安部政権の回しものなのかな? もんじゅは廃止でいいと想う。

★面白いですね(笑) 講義内で安倍政権の欠点、特に原子力政策についての根本批判を入れていましたので、回しもの、ではないですよ。もんじゅ、について私も方針を科学的知見に基づかない点を指摘しました。

 以上です。
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