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続 ISIS(通称「イスラム国」)による日本人拉致事件について

「ISIS(通称「イスラム国」)による日本人拉致事件について」 の続きです。
http://takagikenziro.blog.fc2.com/blog-entry-457.html


 3点あります。

1点目 ISISは宗教ではない。2点目毒ガス使用に関して、です。3点目、日本でテロを止めるためには

 1点目 アメリカを中心とする考え方では、ISISはムスリム過激派と考えていますが、ISISはイラクの反体制派とムスリム過激派と外人傭兵と志願部隊の混成です。そしてこれらバラバラの集団を結び付けているのが金銭です。この点からして、従来の宗教と中心とするテロ組織と本質が異なります。彼らを端的に言うなら「ごろつきヤンキー団」とでも言うべきでしょう。

 ごろつきヤンキー団は、アメリカやロシアなどがばらまいた武器、サウジアラビア等の資金源で、ごろつき集団になりました。けれどもやることがない。だから、石油を採掘して金でも得よう、丁度、国家権力が殆どない場所にあった、というだけです。アルカイダは石油施設を爆破したのは一応の宗教理念からでしたが、ISISはそれを金のためにだけ利用しています。

 彼らの本質は、宗教ではなく、ただのごろつきなのです。

 それにしても「ごろつきヤンキー」とは我ながら、あまり巧くない名づけです。愚連隊とかならず者集団とか山賊とかが良かったのでしょうか。


 2点目です。
 毒ガス使用に関して大々的に報道されていませんが、極めて重要なことです。入手先はNEWSWEEK8月24日号15頁の記事に書いてあります。

 「フセインの化学兵器がISISの手の中に」

 アメリカ政府はISISが化学兵器を入手していたのを知っていましたが隠蔽をしていました。イラクが化学兵器を持っていると侵攻したのに見つけられなかった。だから今更「使えない」化学兵器がありました、と恥の上塗りは出来ない、というのです。

 シリアが化学兵器を国民に使用した時、アメリカは弱腰になり、使用を認めてしまいました。そのアメリカがテロ集団の化学兵器利用のきっかけを作り、そして今回認めてしまうようなことがあれば、世界中のテロ集団が化学兵器を使用する状況を作り上げてしまうことになります。

 極めて危険です。

 世界で大規模なテロ集団による化学兵器使用は「オウム真理教」でした。日本は司法手続きに従って、現在でも使用してはならないという事実を積み重ねていっています。
 アメリカは逆走して、化学兵器使用ができるような状況にしていっています。日本が出来ることはないのでしょうか。


 3点目です。
 日本でテロを止めるためには、どうしたら良いのでしょうか。私はオウム事件以来ずっと考えてきました。オウム真理教の残党は現在でもアレフとして活動しています。また、ISISによるフェイスブックやインターネット上での勧誘は今後拡大するかもしれません。具体的な1つ1つの政策ではなく、根本を考えていました。ある勉強会で以下の資料を見せてもらいました。訳は高木です


 日本国憲法第19条 

「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」

 大日本國帝国憲法第20条 

「社会の安全と秩序を妨げない、または義務に反しない限り、思想及び信仰の自由を持つ」

 上の文章には「社会の安全と秩序、義務を守ること」が入っていません。テロとは社会の安全と秩序を暴力で壊すことを言います。ですから、テロを根本から対策するためには、下の文章のように、「社会の安全と秩序、義務」を入れなければならないのです。

 もちろん、日常生活の一般常識で「社会の安全と秩序、義務」は当たり前のことです。けれども、それに反した人々を取り締まる法がなければテロ対策が出来ません。

 憲法改正の機運が最も高まっている現在ですが、このテロ対策という点も考えたいものです。

 以上3点を平成27年3月17日に追加します。
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