○講演 コメント集 「素晴らしい日本女性を知ろう -推古天皇から世界へ羽ばたく- 」

 講演の受講者が書いたご意見などとご質問、高木の返信をまとめたものです。

講演先:静岡県民カレッジ公開講座 公益財団法人新教育者連盟主催 
     静岡県教育委員会後援
場所 :浜松勤労会館Uホール 24教室
日時 :平成26年7月19日 午前10時から正午

 受講者の書いた本文はそのまま、とします。高木が補足する場合は()を付けます。○は受講者の質問などのコメント、★:は高木のコメントです。△は補足です。考察をつける場合もあります。


○日本が世界最古の歴史を持つに至ったのは権威と権力の分離という来歴が大きいとお話下さいましたが、そのことによって天皇家は最高の大神主となり、歴史と信仰が一つとなり、さらに和歌を通して言語も一体となったことが大きく寄与していると思いますが、先生の御意見をお聞かせ下さい。

★素晴らしいご質問有り難う御座います。仰られる通りだと考えます。ただし、補足を入れたいです。私が述べた物語と来歴の区別によって見えてきたのは、権力と権威の分離、そのことによって軍事的な国家の存続です。これは外から国家を守る点を見ました。他方、おっしゃられている、祭主となり歴史と信仰の一体、言霊による文化の創造とは、内から国家を守る点だと考えます。国内の安定(平和)、共存、一体感が醸造されていったと考えます。国家の維持は内外両方の要因によってなされると考えます。また、講演では内からの理由を時間の都合上お話しできませんでした。推古天皇が推戴された理由も内からの理由と考えました。もっと沢山、日本の素晴らしさをお伝えしたかったです。

○質問:ヨハネパウロ2世?

★返信:ご質問有り難う御座います。ヨハネ・パウロ2世です。ローマ・カトリックが奴隷貿易を認めていたことについて、謝罪をなさいました。西川俊彦著『カトリック教会と奴隷貿易』という本があり、236頁に詳しく述べられています。私自身はどうも腑に落ちない部分が残るのですが、カトリックの神父様が書かれた本の中にありますので、是非ともご一読をお奨め致します。冒頭に、奴隷貿易船のスケッチがあり、言葉を失う所から始まります。

○御自身のご家庭を通してのお話は解りやすくて良かった・・・私は反発もしますのでその奥義を学びたいです。大学の先生は、頭の良い大学生を相手ですので、ただ、サラサラしゃべる先生が多いのですが、私達に解りやすい様に歴史が学べた。

★ご意見を有り難う御座います。お伝えすることが出来ましたようで嬉しいです。私の家庭内のことをお話しするのはどうかなぁ?と考えておりましたが、ほっと一安心致しました。私もかみさんも反発する時はあります。良い所だけを話してしまう見栄っぱりな所があります。ただ、私はかみさんに言われたら、(なるべく)「はい!」と言うようにしています。それはおかしいのでは?と思っても、ちょっとムッとしても「はい!」と言うようにしています。ご参考になりましたら幸いです。

考察

素晴らしい方々に恵まれた講演になった。私語1つなく、皆様集中して下り、私の拙い家庭の話に笑って下さった。講師と聴講者が一体になっているという感覚を持った。最後にアンケートを読み、その感覚が裏付けられた。今日は日本のために少しだけお役に立てたような錯覚を持った。アンケートの回答をお読みいただきたい。

ーお時間がありましたら、お願い致します。
3) 国史(日本史)で最も大切だと思う出来事はなんですか

○古事記の編さん

○小さい時から正しい事を教えるのが大切だと思います。間違った事を教えられるとそれが正しいと思い込み、引いては日本を否定されるかなと思います。

○古事記 偉人伝

○日露戦争の父祖の頑張り、世界史の歯車を逆転させた人種平等のきっかけ

○明治維新

○明治維新の変革

○摂関制度の開始

○神武東征をはじめとする建国神話(歴史)

 聴講者の関心の高さ、正確な知識が読み取れると思います。私もご質問を頂きまして「南北に分れていた皇室が戻ったこと」と返答致しました。
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