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哲学11-2 学生コメント集

 学生が書いた感想などと高木の返信をまとめたものです。

 学生の書いた本文はそのまま、とします。高木が補足する場合は()を付けます。○は学生のコメント、★:は高木のコメントです。考察をつける場合もあります。

 -考察-

・哲学の視線は面白い
・武士と侍が面白い
・自分が自然存在論者と判った
・イデアが納得できた
・私の目的に生活、家族を挙げる人が多かった
・難しくなってきた
・自分の究極の目的を考えてみたい

 が学生さんの多くの意見でした。では個人の意見・疑問にいきます。


○哲学的な考え方、見方は本当に難しいと思う。そういう見方が出来るとどんな利点があるのかも説明してほしいと思う。

★哲学的な見方は、自然科学の見方です。ですから、理系の知識の深い部分を理解できます。もう1点、人生に息詰まった時、新しい視点で切り込んでくれます。大枠での利点は以上です。

○哲学に真・善・美があることはわかったのですが、哲学を学んだ上での答えは先の三つなんですか?

★難しい質問です。私も哲学を学んだ、と言い切れないので何とも言えませんが。ただ、哲学は20世紀に入り、反省が出てきます。そこで、真・善・美以外のものが出てきています。アメリカは効率や狡知(こうち)などを重視するプラグマティズムです。

○可能「態」か「熊」が判りませんでした。

★教えてくれて有り難う。「態(たい)」です。

○自分の究極の目的とはなにか考えられるいい機械(機会)で、興味深かった。

★嬉しい言葉を有り難う御座います。

○究極の目的とは何かを考えた時に自分にはまだまだのびしろがあるのではないかと思った。

★ありますよ。是非とも伸ばしていって下さい。私も伸びていきたいです。

○哲学とは関係ないですが、アメリカは日本と中国との間にどの程度まで入ってくるのでしょうか。考えを聞いてみたいです。

★戦闘状態になればアメリカはほぼ100%介入します。ただし、そうなる前は及び腰で関わらないようにするでしょう。アメリカ史を見ていると普段は民衆は戦争反対ですが、一旦戦闘になれは半年はイケイケドンドン!!で戦闘に加担します。大切なのはアメリカが介入するかどうかではなく、国史(日本史)にもあるように、東アジアの、世界の平和のために中華人民共和国を日本一国で抑え込むことです。自衛隊は十分その力がありますから、後は私達国民だけです。戦闘が始まれば、中国の原潜を何隻が沈めて、日本の潜水艦で上海封鎖をすれば数か月で完全勝利です。

○哲学の講義を受けてきて、自分の考え方が何か違っているなと思いました。極論と言うのか、そういったのが自分の考え方なのかと思います。

★嬉しいです。○○くん自身の考え方を客観的に観れられることにつながったようですね。学問とは究極、自己探索、自己肯定ですから、その第一歩になって嬉しいです。

○人間性がまるで感じられないような気がします。完全も不完全の一部だと思うと、完全なるものにも人間性があるような気もしますが・・・。

★○○くんのいう「人間性」とは、自然論的存在論のフュシスでしょうか? それとも物質的な自然でしょうか。この点をもう少し考えると考えがまとまるのではないでしょうか。

○セミナーの関係とは言え2回連続で講義に出られなかったのでイデアについてほとんど分からなかった。もし良ければ資料が欲しいです。

★このブログを見直してください。ブログで本も紹介していますので読んでみて下さい。『反哲学史』などです。

○アリストテレスはなぜプラトンに魅力を感じ真似をしたのか知りたいと思った。

★深い疑問ですね。現在の私では答えられない疑問です。是非とも本を読んでみて下さい。

○なぜ人間という、意志を持っている生物を生み出したのか。下手をすれば生態系のバランスを崩しかねない生物に都合の良い環境を創ったのかを知ること。(問 あなたの究極の目的はありますか)

★是非とも探ってみて下さい。恐竜の生態系がここ20年で目覚ましく判って来ています。それが参考になるかもしれません。私は参考になりました。

○先生は、今までに究極の目的を持ったことはありますか?

★永遠に生きたい、と20歳頃は思っていました。それが究極の目的でしょうか。それが出来ないと解ると、名前を残したいと想い、50歳で良い本を1冊書きたい、に換わりました。その後、学問ではなく詩人の方が向いているかも、と考えて、詩を書いています。あるサイトで10年位、月に2本ほど掲載しています。このくらいです。質問有り難う。

○アリストテレスの言う「究極の目的」はイデアであるということは、人はこの「究極の目的」にはいくことができないといっているのでしょうか。

★そうだと考えています。詳しい説明はブログに書きましたが、是非とも○○くんは疑問をもってアリストテレスの本を読んでみて下さい。もっと深い答が得られるでしょう。

○机をイデアで考えたとき、職人が作った机より画家が描いた机の方がイデアではないのかわからなかった。

★職人が作った机は前から観てイデア1つ、右横から観てイデア1つ、左横から観てイデア1つ・・・とイデアの数が多いです。他方、画家の描いたイデアは正面からの1つだけ。ですから、イデアの「数」が少ないので、劣るのです。分からなければまた質問下さいね。


 以上です。


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