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宿題レポート2回目 12月11日まで

宿題レポート

要件
A4サイズ、各題600字以上、翌週提出(12月11日)、手書き可、WORD可。

題1 2つの正義(イデアとロゴス)を説明し、1つの具体例を挙げながら、それぞれの長所と短所を述べなさい。

題2 プラトンが自然的存在論の欠点と挙げた2つの点を、日本人の伝統的精神である「おごれるものは久しからず・・・」(『平家物語』)に当てはめなさい。その上であなたの考えを述べなさい。

 以上。

補足:日本人の伝統的精神である「おごれるものは久しからず・・・」(『平家物語』)について

 『平家物語』(原文は最下部に)は、「平家の人でなければ人ではない」という思い上がった(おごった)態度をとったために、滅びた、という物語である。つまり、「傲慢な人は足元をすくわれる」という諺通りの意味もあり、かつ同時に、栄枯盛衰(えいこせいすい)=「栄えるものは必ず枯れる。旺盛(おうせい)なるもの(勢いのあるもの)は必ず衰える」のが、人間世界の理(ことわり=法則)であるの意味もある。
 後者の思想が見られるのは、京都にある御所である。高木は大学時代に近くの大学の勉強会に時折顔を出していて、帰りに御所を通ることがあった。北東の壁が一部凹(へこ)んでいた。イデアのように完璧な形からすれば、正方形に近いのがイデアに近いのだが、御所は一部が不対称である。西欧や支那など多くの国では対称性を美の1つとしている。京都は支那のある王朝の首都を真似たのだが、日本の思想で一部を凹ましたのであろう。以下で図が見える。北東に注目してほしい。

御所(宮内庁):http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/institution_kyoto.html

 ここに栄枯盛衰の思想が観える。つまり日本では、

最も高い地点がベストなのではなく、最も高い地点のちょっと手前がベストと考える。
なぜなら、最も高い地点は「必ず枯れる、必ず衰える」だけだからである。

 イデア的存在論ではこのようには考えないのだから、この点をレポートで考えて欲しい。


『平家物語』原文

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人もついには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ

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健治郎様

先生、お久しぶりです!
ご無沙汰しております!

お手紙出さずですみません(^^;;
先生はお元気でしょうか?
奥さん、お子さんは元気ですか?

私は伊豆長岡に居ます!
新人看護師として働いて早くも8ヶ月経ちます!
毎日バタバタしてます!

また、お手紙出させてください!

北川美沙希様(メールが送れません)

(前にメールした時にyahooからのメールが送れませんでした。)
(年賀状を書きますので、住所を教えて下さい)

コメント有り難う御座います。
嬉しく拝見致しました。

伊豆長岡に居らっしゃるんですね。それはそれは。
どうですか?伊豆長岡は寒くないですか?

かみさんと子供は相変わらず元気です。
この前、浅間神社の上の観音様まで、息子3歳と上がりました。

また、お手紙書きますね。
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