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講義録12-6 学生コメント集

 学生が書いた感想などと高木の返信をまとめたものです。

 学生の書いた本文はそのまま、とします。高木が補足する場合は()を付けます。○は学生の感想、☆返信:は高木の返信で、別記したい場合は考察をつける場合もあります。また、プリントだけに返信する場合もあります。

○ストレステストの資料は素人目から見たらよく分からないですが、分かっている人が見れば穴だらけで笑ってしまうようなものなんだなと、少し怒りを覚えました。

☆返信:同意します。時折、怒りと悲しみが出てきますが、目をそらさぬようにしています。公益のために。そして少しだけでも「わかっている人の目」を持ってもらえたこと、嬉しく思います。

○社会でも良いことばかり書いてあるものばかりなので安心するためにリスクを見つける目を身につけたい。

☆返信:生きていく上でも大切ですね。仕事、結婚、住居など。お役にたててよかったです。是非、身につけて下さい。

○前から私は原発は賛成でした。しかし少し前に浜松駅の所で原発反対とただ大声をあげて叫んでいる人を見たとき、今原発を止めて電気の提供がおいつかなくなって停電せざるをえなくなった場合、これから夏場ですからエアコンもつけたいですし、そうなると電気をつかいたいのに使えなくて、暑いとストレスもたまりますし、それでストレスが留(溜)まって誰かが事件でも起こしたら責任をとれるのか、と聞いてみたかった。

☆返信:実体験から出発しているとてもよいアイディアです。是非とも聴いてみてください。日本では刑務所に入りませんので。そこで得られる気持ち(怒りや喜びなど)が、○○くんを成長させてくれるでしょう。そして反対派の人々の主張も自分の中で考えてみて下さい。私は今もどっちなのか迷っています。手続きとしての理想はありますが。ただ、ずーっと迷ってきました。考えがまとまったら、聴かせてもらいたいです。

○情報を捨てて、操作された情報が私たちの元へと届くことにリスクを感じた。1つの情報をうのみにせず、いくつも点在している情報から、正しい情報を抜き取れるようになりたい。

☆返信:慧眼です。授業の最重要の趣旨を受け取ってくれました。有り難う。

○先生は多くの本を知っているが、どのくらいの本を読んでいるか知りたい。

☆返信:はい。嬉しい質問です。大学生の時に「1年間の100冊読む」と決め、2年留年しているので6年で600冊の本を読みました。とはいえ、詩集や短い本ばかりを読んでいましたが。その時感動したのが、渡部昇一先生と山本七平先生です。外にはカレン・アームストロング、ニーチェ、バタイユなどもありました。家にあるのは1500冊くらいでしょうか。読んだ本は他の研究者と比べるとかなり少ない方です。けれど、1度読めば一生忘れないように読もう、と思っています。1回読んだ本をもう1回読み返すって殆どできませんから。そして本を読むペースがとても遅いですから。

○これからも人間は自然を汚しながら生きていかなければならないと思うと悲しい。

☆返信:日本人らしい感性が溢れていますね。素晴らしいです。『沈黙の春』という本をお奨め致します。

○今日は始めから眠気がひどくて、大変だったが、聴いていると、ふっと眠気が飛んで、集中して聞けるようになってよかった。

☆返信:それは何より、嬉しいです。けれど、しっかり眠って下さいね。

○逆の立場や違う立場から本質を理解していくには知識が必要になるのではないかと感じた。

☆返信:知識と経験ですね。是非大学で吸収していって下さい。ブログもどうぞ。

○最近気になっているのは、先週の授業で先生がちょろっと言った「日本にブスが多い理由」です。是非知りたいです。

☆返信:はい、ブログにあげるかもしれません。それかお昼休みに聞きに来てください。後期は水曜日に来ます。5分くらいで要点は終わりますので。

○ウラン以外にも使用できるエネルギーはあったはずなのにアメリカの考えで原発を推進した。しかし、今になってそのリスクをとやかく言うならば、なぜ、すべてのことに言いなりになっていたのだろうか。

☆返信:なぜ、を持ちながら講義のみならず、色々なことを見ていって下さいね。理由は今後の講義で取り上げます。

○プリントには安全とかって書いてあるけれど、実際よく見たら全然安全じゃなかった。世の中きたないなと思いました。

☆返信:その汚さの上に私達は生活していますね。ではどうしましょうか。一緒に考えていきましょう。




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