吉田昌郎氏を偲ぶ

 平成25年7月9日午前中に、福島第一原発事故当時の所長であった吉田昌郎氏が亡くなられました。
 謹んでお悔やみ申し上げます。

 吉田氏は、海水注入を止めようとする東電本社の指示を独断で継続させ、福島原発事故災害の拡大を食い止めました。また、青山繁晴氏の申し入れを快諾し、政権や東電本社などが隠し続けたかった福島原発事故災害を、日本国民に示してくれました。技術者倫理で大切な情報公開を決断したその人でした。その後の事故対応にあっても同様の姿勢を貫かれたと聴いております。

 講義で述べているように独占で公共性が高い企業は官僚化しやすいのです。その中にあって独断で技術的知見に基づき国民を救った功績は極めて大きいと考えます。吉田氏の遺徳の大きさを改めて噛みしめております。

                               高木 健治郎
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