大飯原発再稼働、継続稼働における資料 原子力規制委員会リンク2つと新聞記事3つ

大飯原発再稼働、継続稼働における基礎資料 原子力規制委員会

①6月13日 第12回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_genjyou/20130613.html

②6月24日 第14回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_genjyou/20130624.html

以下、新聞記事

<大飯原発>運転継続を了承…9月まで 原子力規制委
毎日新聞 7月3日(水)11時53分配信

大飯原発に建設される免震事務棟などの位置

 全国で唯一稼働中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県)について、原子力規制委員会は3日の定例会で、定期検査に入る9月までの運転継続を了承した。原発の新しい規制基準(8日施行)に照らして「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」と判断した。一方で「安全のレベルに上限はなく、安全に対する意識は合格点に達していない」と関電にくぎを刺した。

【「決定的にこれが欠けているという印象を持たず」】大飯原発、現地調査終了 規制委、重大な問題ない

 ◇「活断層」結論先送り

 規制委は今年4月、更田豊志(ふけた・とよし)委員を筆頭とする検討チームを発足。最大規模の地震、津波、竜巻、火山噴火に対する施設の安全性など、新規制基準の項目ごとに現状を評価した。

 焦点になったのは、事故時に前線基地となる「緊急時対策所(免震事務棟)」。関電は免震事務棟が完成する2015年まで、3、4号機の会議室を仮設として使う計画を示していた。だが、検討チームは「3、4号機で事故が起きたときに機能しなくなる恐れがある」と問題視。そこで関電は、1、2号機の停止を前提に両号機内の会議室を使う計画に変更し、規制委も了承した。

 起こりうる地震の規模や施設の揺れを把握するための地下の立体構造の把握や、自動消火設備の設置は未実施だが、規制委は「いずれも直ちに安全上、重大な問題が生じるものではない」とし、新基準施行後に完了すればよいと許容した。

 さらに、敷地内を通る断層「F-6破砕帯」については、活断層かどうかについては決着していないとして結論を先送りした。

 関電は今回の了承を踏まえ、3、4号機は新規制基準に適合していると受け止めている。また、F-6破砕帯も活断層ではないと主張。3カ月程度とされる定期検査を終えた12月に運転させたい考えで、近く再稼働を申請する方針。だが、規制委はF-6破砕帯の調査結果がまとまることを前提としており、その後の再稼働は不透明だ。【岡田英】

 ◇解説…電力需要増にらみ現実路線

 原子力規制委員会は関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の稼働延長を認めたが、敷地内に活断層があるかどうかの結論を先送りした。「安全上、重大な問題がない」という今回の判断は暫定評価に過ぎず、夏の電力需給をにらんだ現実路線を選択した格好だ。

 両号機の基準への適否を調べる規制委の検証作業は、新規制基準の施行前とあって法律に基づく手続きではない。昨夏の暫定ルールで審査された大飯原発が稼働し続けることに対する国民の不安に応える目的で実施された。

 規制委が結論を先送りした敷地内での活断層の有無は、原発の安全性を考える上で極めて重要な要素だ。8日に施行される新規制基準では、活断層の真上に重要施設を設置することを禁止している。大飯原発では3、4号機に冷却用海水を送る重要施設「非常用取水路」を横切る断層「F-6破砕帯」が、活断層かどうかが問われている。

 だが、活断層か否かは専門家の意見が分かれ、結論にいたっていない。検証作業は新規制基準が施行される前までに終えようと、できる範囲で「安全上重大な問題があるか」を確認することを重視。網羅的な審査は、新規制基準の施行後に行うという考えで進められた。

 その意味で、論点を絞った作業になったのはやむを得ないが、活断層問題が決着しない段階で「安全上重大な問題はない」と言っても説得力に欠ける。【岡田英】

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大飯:3、4号機は免震棟「仮設」了承…1、2号停止条件
毎日新聞 2013年06月11日 23時35分(最終更新 06月12日 00時54分)


大飯原発の(右から)1、2、3、4号機=福井県おおい町で2012年10月20日、本社ヘリから竹内紀臣撮影
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 原子力規制委員会は11日、国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が7月上旬施行の規制基準に適合するかを調べる会合を開いた。隣接する1、2号機の運転停止を条件に、施設内の「会議室」を事故処理の前線基地「緊急時対策所」(免震事務棟)として仮設運用する関電の事故対応計画を了承した。3、4号機は定期検査に入る今年9月までの運転継続に向け、環境がほぼ整ったが、1、2号機は運転停止が長期化する可能性がある。

 1、2号機の停止方針は、福島事故のような連鎖事故リスクを想定した。規制委の更田豊志(ふけた・とよし)委員は会合で、「1、2号機の停止が前提なら(1〜4号機の)共倒れはなく、仮設運用でも対応できる」と指摘。会合後、記者団に「仮設のままなら、1、2号機の運転再開はあり得ない」と断言した。

 関電は3、4号機の運転継続に当たり、両号機・中央制御室横の会議室(108平方メートル)を仮設の緊急時対策所に設定した。これに対し、規制委は、会議室が手狭で原子炉に近く、放射性物質で汚染される恐れがあると指摘。このため関電は、新たに1、2号機にある同様の会議室(105平方メートル)と合わせて事故収束に当たる計画を示していた。

 関電は正式な免震事務棟を2015年前半に運用する予定で、それまでの約2年間、1、2号機は運転再開が困難になりそうだ。

 規制委は15日、3、4号機の現地調査を実施し、今月下旬にも運転継続の可否を最終判断する。【中西拓司】


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大飯原発:運転継続の公算 規制委、重大な問題ない
毎日新聞 2013年06月15日 20時18分(最終更新 06月15日 20時30分)


事故時に原子炉に注水するポンプの通水訓練に立ち会う原子力規制委の更田豊志委員(中央)ら=福井県おおい町で2013年6月15日午後2時57分、川平愛撮影
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 全国で唯一稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県)について、原子力規制委員会は15日、7月上旬に施行される原発の新しい規制基準に適合しているかどうか確認するための現地調査を終了した。調査団を率いた規制委の更田豊志(ふけた・とよし)委員は「決定的にこれが欠けているという印象を持たなかった」と述べ、運転停止を求める重大な問題はないとの認識を示した。定期検査に入る9月までの運転継続を容認する公算が大きくなった。

 規制委は20日、東京都内で会合を開き今回の現地調査内容を分析し、今月中にも報告書をまとめる予定。

 調査は、約20人が4班に分かれて実施。東京電力福島第1原発事故後に配備した原子炉注水ポンプの使用訓練などを確認した。

 更田委員は、事故時の前線基地「緊急時対策所(免震事務棟)」の仮施設として使う1、2号機の中央制御室横の会議室(105平方メートル)を視察。室内にある空気圧縮機の音を「うるさすぎて障害になる」と改善を要求。パソコン1台で原子炉の状態を表示していたため、大画面にして複数の人が情報共有できるよう求めた。その上で、「広いとは言えないが、1、2号機の停止が前提なら対応できる」と言及。2015年の免震事務棟完成まで、使用を認める姿勢を示した。

 規制委は4月から基準への適合状況を確認してきた。関電は竜巻や火山による影響評価を初めて実施。周辺にある三つの活断層が連動しても耐震性に問題なく、想定すべき最大の津波が来ても安全性は保たれると報告した。これに対し、規制委から目立った異論は出ていない。

 一方、規制委は2、3号機の間を通る断層を調べている。活断層かどうかの結論を基準施行前に出すのはほぼ不可能で、断層問題は棚上げのまま、3、4号機の運転継続の可否を判断するという課題がある。関電は定期検査で停止しても、12月に再び稼働させたい考えで、7月の基準施行直後に再稼働を申請する方針。【岡田英、吉田卓矢】

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