講義録2-2 学生コメント集

 学生が書いた感想などと高木の返信をまとめたものです。

 学生の書いた本文はそのまま、とします。高木が補足する場合は()を付けます。○は学生の感想、☆返信:は高木の返信で、別記したい場合は考察をつける場合もあります。また、プリントだけに返信する場合もあります。全体の傾向は10名以上が書いている内容です。

 全体の傾向

:減点方式が身に付いていると感じた
:加点方式の大切さを知った
:公平なものの見方が大切だと理解できた
:他人の考えと自分の考えの違いがよく判った
:人が偏っていることが良く分かった
:自分で調べることの大切さを知った
:自分の意見を作っていきたい
:はやぶさの良さが分かった

○数字と図形の理解方法について印象的でした。教職をとっているので、活かせれば良いなと思います。

☆返信:是非とも活かしてみてください。もしご質問などありましたら、お昼休みなどに是非どうぞ。

考察:「数字と図形の理解方法」とは認知心理学に基づくパターン解析の1つである。私が高校の物理の講師だった時、物理の説明方法を「数式と図形の両方で行った」という説明をした。なぜなら、私自身が物理で挫折した原因は、数式で物理を説明する教師に当たったが、私自身は図形で説明されないと理解できない、という認知方法をしていたからである。どうも、大別して数式を使い理解する人と、図形を使って理解する人の2パターンがあるらしく、私は両方とも使って物理を説明してきたのである。成果は大きく出て、高校講師を辞める理由の1つとなった。

○「みんなのルール」である倫理に正解が多数あるのならば、倫理の半分くらいは「個人のルール」になるのではないかと思った。

☆返信:鋭い意見です。素晴らしいです。是非とも深めていってほしいです。では、実態として「個人のルール」になっているでしょうか、いないでしょうか。そこから出発してみてください。

○加点方式にしても上限を決めないと、得点がインフレしてしまうのではないか・・・?

☆返信:とても良い着想だと想います。では「インフレして困ることは何か?」や「川口さんの加点例の上限が500点であったのはなぜか?」を考えていってみてください。自分の着想を大切にして、どんどん伸びていってください。

○最後にマスコミの話をされていましたが、どうして日本のほとんどのTVなどが同じような方面に偏るのでしょうか。TV局などは人が多いですし、多くの考え方があります。しかもTVで違う局が同じような内容を流すことにTV局は需要があるとでも思っているのでしょうか。本当に謎です。

☆返信:疑問に感じること、学問の出発点ですね。そしてこれは○○くん自身の声です。大切にして下さい。是非とも考えていってください。私も講義の中で後々触れることがあると思います。良ければその時に話が出来れば幸いです。

○自分は、存外マスゴミはダメだな、と思っていましたが、それ自体がネットに踊らされていたも同然でした。自衛隊の方々を本気で尊敬しました。いつか正当に評価されたらいいと思います。

☆返信:きちんと自分を振り返ることが出来るのは素晴らしいです。私は○○くんの良心に感動しました。ありがとう御座います。

 短いですが質問が殆どなく、以上となります。

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