第4回高木ゼミプリント「英霊とは」1

クリスマスも過ぎ、大晦日が近づいて来ました。大分寒くなってきましたが、学生の皆さんは元気な様子、大変安心しました。一人が風邪でお休みでしたが、ちゃんと第4回が開催出来ました。ゼミとしても成熟してきたのを感じます。今回も多くの質問が出てきて、皆さんと一緒に話し合いました。1時間半のゼミの時間があっという間に過ぎてしまい、準備してきたことの半分も出来ませんでした。きちっと話の筋立てが決まった講義とは違うゼミの良さがここにあります。私としても事前に考えてきたことと違う意見を、勝手に口走っていて、自分自身に驚く経験をしました。私自身も学生の皆さんのお陰で成長している証拠だと思っています。
 
第4回

日時:平成24年12月26日 午後6時30分から午後8時10分まで 但し、「千と千尋の神隠し」の補講を30分ほど
人数:5名
紹介した本:蓮池薫『拉致と決断』、菅原正子『日本人の生活文化』、ヘレン・ミアーズ著 伊藤延司訳『抄訳版 アメリカの鏡・日本』、レジナルド・カーニー著 山本伸訳『20世紀の日本人 -アメリカ黒人の日本人観1900-1945-』
配布プリント:蓮池薫「蟻の一穴?-韓国女子大生の逮捕に、北朝鮮の女性たちはみんなが泣いた」『拉致と決断』157-164頁、第2回ゼミレポート「拉致とは?」2P、第3回ゼミプリント記入済「ぼくらとは」2P、第4回ゼミプリント「英霊とは」3P

 まず、最初に「第4回プリント」を掲載し、次に講義内容をザッと書いていきます。ただし、ゼミでは質問と検討が殆どで、宿題であった「第3回配布プリント」の「最も説明の欲しい一文」に終始しました。


 ○第4回配布プリント内容


 平成24年12月26日
 第4回高木ゼミプリント
   
 冬至も過ぎ朝晩が冷え込むようになりましたが、今日は雲1つない快晴に恵まれました。暖かな日差しに包まれながら肌寒い穏やかな天気です。冬至から日照時間が折り返しますが、このゼミも第4回が折り返しになります。皆さんの意欲と素晴らしい感想が、第1回レポートで伝わって来きました。折り返しになりますし、皆さんを信頼して問の内容を深くしようと思います。お正月休みに入ります。十分休んで十二分に研鑽に励んで下さい。

-第3回レポート 「ぼくらとは」- A4で手書き、パソコンOK。各800字以上

問1 「永遠の声の章」で最も心に残った文章を挙げ、その理由を社会レベルで書きなさい(例えば、教育、道徳、社会制度、歴史、文化など)。さらにあなた自身の経験を書き対比して感想を書きなさい。

問2 あなたが考える家族や友人とのつながりを支えるもの、根拠となるもの、は何ですか? 例えば、~があれば家族だ、~があれば友人だ、というものです。
問3 レポートをまとめての感想

 では、第4回に入ります。『ぼくらの祖国』 硫黄島の章 でテーマは「英霊とは」です。
先ほど書いたように問を深めるために形式を変えます。

問1 硫黄島の章を最初に読み終えた感想を書きなさい。

問2 「日本は嫉妬社会なんだから」(151頁後ろから3行目)を具体的な例で1つ挙げなさい。

問3 「鼻の先をしりきに小指で触っている。彼が緊張したときの、隠れた癖だ」(152頁前から5~6行目)を具体的な例で1つ挙げなさい。

問4 『「あなたは一体何を言っているんだ」と大声で言った』(154頁後ろから2行目)で青山さんは何に憤っているのですか。また、その具体的な例を1つ挙げなさい。

問5 防衛省の制服組の将官との交渉(162~165頁)で青山さんが最も大切にしたことは何ですか?

問6 「硫黄島」を「いおうとう」と「いおうじま」と呼ぶ経過が象徴する(社会的に意味する)ものは何ですか?

問7 硫黄島の滑走路を2割だけしか引き剥がさないのは「そのまま使い続ける方が便利だから」(178頁9行目)という経過が象徴するものは何ですか?

問8 栗林家から伝えられた内容をワシントンDCで裏取り(202頁6行目)しなければならない理由は何故ですか?

問9 英霊の方々が「祖国をどんな良い国にしているのか、その話を聞きたいんだ」(204頁8~9行目)の文意から示される「良い」の内容は何でしょうか? あなたの想像を書きなさい。

問10 英霊を悪者とせずに忘れないために(210頁後ろから4行目~211頁前から4行目)、現在、日本社会の中で何が行われていますか?

問11 なぜ、青山さんは戦争を語るのでしょうか。

問12 皆さんで話し合いたいのは、どの問いですか?  [     ]
その理由も

問21 問いを書き終えてからの感想(いくらでもどうぞ)

------------------------------------------
付記:①硫黄島の章のきっかけになった「硫黄島(いおうじま)からの手紙」クリント・イーストウッド監督を見て下さい。高木も初めて見てみます。
②文中に出てきた新藤義孝氏が「硫黄島遺骨収集の真実」として動画を挙げています。視覚で確認できますし、青山さんと異なる視点なので参考になります。
https://www.youtube.com/watch?v=bXzm-QNhorQ


 ○講義内容 

 (ゼミ内容に大幅な加筆を行いました)

 ゼミが好評である、と教えて頂き、次のゼミのお話を相談という形になりました。大変嬉しいお話を聞くことが出来、ウキウキした気分でゼミに入りました。最初に蓮池薫さんの『拉致と決断』の文章を、何も説明なく読んでもらうことから始めました。実際に読んでもらったのは、「蟻の一穴?-韓国女子大生の逮捕に、北朝鮮の女性たちはみんなが泣いた」『拉致と決断』157-164頁でしたが、直前まで「配給だけでは食えない!-私はトウモロコシが一粒落ちていても、拾うようになった」62-69頁か「本音と建前-心を開かせようとする人には、ことさら警戒心が必要だった」109-116頁を読んでもらおうと思っていました。
 前者では食料とエネルギー問題、後者は社会体制と個人のばらつき、生き方のコツなどを学んでもらおうと思っていました。「蟻の一穴?」に決めたので菅原正子著『日本人の生活文化』を合わせて説明するために持っていきました。さらに青山繁晴著『ぼくらの祖国』71P

 「ひとがひとを誤解してみるとき、それは、その誤解する人の本性、欲望が露見している。」

 へと広げるためにレジナルド・カーニー著『20世紀の日本人 -アメリカ黒人の日本人観1900-1945-』を持っていきました。関連するヘレン・ミアーズ著 伊藤延司訳『抄訳版 アメリカの鏡・日本』も。

 予断なしで「蟻の一穴?」を読んでもらった感想は鋭いものでした。「北朝鮮の内部の事情が良く分った」「女性がこんなに解放されていないのに驚いた」「差別とは難しい」「女性は家族を養うためには強くなれる」などなどです。蓮池薫さんが実際に拉致被害者であること、もう1点、北朝鮮を公平に書いていることで取り上げたことを伝えました。例えば、他の文章「配給だけでは食えない!」62-69頁の最後に

 「金持ちの日本は農地と食べ物を棄てている。これは国際的に見たら「罪悪」と言うに値するだろう」

と書いています。日本政府による減反政策でお米の取れる貴重な土地をわざわざ放棄させたり、賞味期限が来ると直ぐに捨ててしまう日本の現状を批判しているのです。しっかりとバランスの取れた目を持っています。北朝鮮による理不尽な拉致、そしてその謝罪と賠償さえ済んでいないのに、北朝鮮の全てを否定する態度を取らないのです。公平で素晴らしいです。蓮池さんは平均的な日本人の一人でしたが、このような素晴らしい態度が取れることに日本人の底力を感じます。
 次に、「蟻の一穴」と拉致問題、『ぼくらの祖国』との共通点を感じませんか?と聞きました。ヒントは国際関係の動因でした。

 文章中に90年代になって独裁体制で認められない市場を女性達が作って来たことが書かれています。北朝鮮による拉致事件が判明したのが90年代後半です。つまり、食糧事情が苦しくなってきたので、「拉致被害者を返すから代りに金をくれ!」となった訳です。一党独裁、北朝鮮の一人による独裁体制であっても、食料問題は非常に大きく、国家犯罪さえ認めさせてしまうのです。食糧危機によってその大きな下地を作ったのが、女性による市場の成立であることが読み取れます。国際関係は食料とエネルギーによって大きく動きます。それぞれの国の体制や主義はそれよりも小さな要因であることが推測されます。さらに小さいのは法律や文化かもしれません。今後の世界情勢を見ていく時に食料とエネルギーを見ていけば大きなハズレはないことになります。ちなみに、青山さんによると北朝鮮による拉致被害者を返還するために1兆2千億円を支払ったそうです。1人当たり2400億円。誘拐犯に2400億円もの身代金を払った事件はこれまでにないのではないでしょうか。

 中華人民共和国や中華民国(台湾)が1969年から尖閣諸島の領有権を主張したのは、前年に国連の機関が「イラクの石油と同じだけのエネルギーがある」と発表したからです。それをずーっと放置し、学校でも教えず、取り返すために憲法も改正しないまま来たのが日本です。さらに、日本政府が中国の言うことに従うだけの、韓国に有利になるように動くだけの民主党政権が出来たので出てきた訳です。北方領土にも竹島にも有望な天然ガスが発見されています。ですから、ロシア、大韓民国、中華人民共和国、中華民国が圧力を掛けてきた根底には、エネルギーがあるのです。講義中にはない補足です。以下断りなく入れていきます。

 次に先ほどの青山さんの「ひとがひとを誤解してみるとき、それは、その誤解する人の本性、欲望が露見している。」を引用しました。
 
 例えば、日本では女性が差別されてきた、と信じられて来ましたが、実はそうではないのです。この誤解も、その誤解する人の本性、欲望が露見しているのです。(補足:「差別」には本来、「他を見下すこと」の意味が無かった、という説があります。昭和初期の辞書を見ても確かに「区別」の意味はありますが、「他を見下すこと」の意味がありません。すると、これも敗戦後の誤解、なのかもしれません。現在でも例えば「他社との商品の差別化を計る」の文では「他を見下すこと」の意味が含まれません。)

 現在から400年前、安土桃山時代に日本に来たフランシスコ・サビエルなどのイエズス会の文章には、以下のように書いてあります。菅原正子著『日本人の生活文化』から

・お金持ちだから皆からの尊敬を受けるのではない(武士)のは日本だけである。
・盗みについて世界一清廉である。
・道理にかなったことを訊くのが大好きである。
・男色は罪悪ではないと考えている(サビエルは非難)

 などなど面白いですが、男女関係については、

・ヨーロッパでは夫が前を妻が前を歩くが、日本では夫が後を妻が前を歩く
・ヨーロッパでは娘は親に閉じ込められるが、日本では親に勝手で何日でもひとりで好きな場所へ行く
・ヨーロッパでは妻は夫の許可が無いと家から出れないが、妻も夫に知らせずに好きな場所へ行ける。

 女性が財産を持ち、離婚の申請が出来るなどの点も驚いています。キリスト教では『聖書』に男性優位があり『新約聖書』に「妻は夫に従属しなさい」など男尊女卑が書いてありますが、日本では『古事記』のイザナギとイザナミ神話にあるように、男女は役割の違い、を述べているだけです。儒教に女の「三従」の教えがあり、この影響もありましたが、男女差別、男尊女卑は弱かったようです。私も「母系制」について調べた時に、日本の離婚率について調べたことがありました。当時の内務省の統計を見ると、離婚率は現在よりも高く、明治39年だったと記憶していますが、明治40年前後には40%を超えています。現在は35%を超えていますが現在と同じか少し高かったことが判ります。
 また、実態はどうだったか、というと家父長制でしたから、離婚しても女性や子供の生活水準が下がることは現在よりも少なかったのです。現在、男女平等で離婚すればお母さんは子供を育てながら「一人で」生活を維持無ければなりません。実態は離婚後に生活水準は低下します。しかし、家父長制であれば離婚したお母さんと子供は、実家の家父長が経済的な面倒を見なければなりませんでした。ですから、実態としてはお母さんの収入+家父長からの援助があり、生活水準の低下が避けられた訳です。ですから、「嫌な相手なら経済的な不利を我慢しなくても良いこと」になり、離婚率が高くなったのです。それゆえ、離婚に対するイメージも悪くありませんでした。実際、サビエルなどのイエズス会などは離婚が女性のハンディにならないことを驚く文面もあります。
 また、日本では「女大名」がいる、など財産権さえ認められていましたから、ローマ・カトリックの強いフランスでは第二次世界大戦後も認められませんでした。「人権宣言」に女性は入っていなかったのです。ですから、こうした誤解の裏には、誤解する人の本性や、欲望があることを見て取れる、という視点が必要です。これは国際関係のみならず、日常生活の人間関係でも同じく必要とされています。
 とするならば、日本の女性の地位が低い、と誤解した人々は何を求めたかったのでしょうか?

 次の誤解の例は、レジナルド・カーニー著『20世紀の日本人 -アメリカ黒人の日本人観1900-1945-』です。
アメリカの黒人は大東亜戦争時、中華民国(現在の台湾)への宣戦布告を正当化し、真珠湾攻撃を拍手喝采したのです。訳者山本伸氏が「この衝撃的な事実に私は驚きを隠せない」と書いています。

「アフリカ系アメリカ人として生きていくうえで、日本人の存在は大きな励みになったにちがいない」188頁

 の言葉に高木はひっかかりを感じます。このひっかかりの正体は「黒人による誤解」である、と考えます。学生の皆さんに以下の文章を読んで聞いてみました。本の表紙に書いてある文章です。

「歴史上、日本人が持ち得たもっとも親しい友人、それがアメリカ黒人だった。」
 
この文集を読んでもらい、どうしてか?を聞きました。すると、学生の皆さんから本の文章を要約した指摘が出て来ました。素晴らしいです。文中から引用します。

「黒人知識人は、「有色人種が先天的に無能で劣等であると主張する白人側の考え方が、誤りであることを実証した存在」として、日本人を位置づけた。」18頁

 では、この実証は何を指すでしょうか?とも聞きました。答えは①「日露戦争」です。白人最強の軍事国家ロシア帝国を有色人種、しかも富国強兵を始めて30年程度の国が破ったのです。当時は、世界中で白人支配が数百年続き「「有色人種が先天的に無能で劣等であると主張する白人側の考え方」が実行されていました。それを打ち砕いたのが日露戦争です。
 もう1つは、日本国が提出した「全ての人種を平等に扱うこと」という提議です。これを叩き潰したのがアメリカの大統領でした。アメリカ国内では黒人と白人の人種差別がはっきりと行われていました。ヨーロッパでも当然ですが、日本では満州人、支那人、朝鮮人、蒙古人と日本人の平等を目指していました。例えばインドネシアは300年以上オランダに統治されましたが、教育は行われませんでした。しかし、日本はハングルと日本語を同時に朝鮮半島で教えたように、インドネシアでも教育を行いました。もし、日本が「アメリカ国内の日本人「だけ」の排斥(差別)を止めてくれ」と言ったのなら、アメリカ黒人は日本に大きな心をよせなかったでしょう。

 しかしながら、日本が目指したのは、まずは東亜細亜の経済的独立です。だから、大東亜共栄圏という大義名分で戦ったから大東亜戦争、というのです。この事実を消すためにアメリカ占領軍であるGHQは「大東亜戦争」という名称を禁止し、「太平洋戦争」という別の戦争の名前を強要しました。大東亜共栄圏とはブロック経済を意味し、現在のEUのような形でそれぞれの国が独立して白人の植民地を止めようとしたのです。ですから、アメリカ国内の黒人を救うのを第1の目的とはしていませんでした。

「太平洋戦争とは人種戦争である」

という黒人の解釈は、実は黒人による誤解であり、そこに黒人の「本性、欲望が露見している」と解釈出来ると高木は考えます。誤解であるから悪い、正しくない、ということを意味していないのは補足しておきます。1970年代になるまで黒人は権利の上で差別され続けた、苦しみを読みとれる、という意味です。どこにも出口が見えず、日本人と言う存在が光に見えた、ということです。
 捕捉になりますが、ヘレン・ミアーズ著 伊藤延司訳『抄訳版 アメリカの鏡・日本』はアメリカ白人が書いた文章です。しかし、アメリカ占領軍GHQによって日本での翻訳出版を禁止した本です。敗戦から60年以上経ってもGHQの占領政策のままの歴史が語られています。情報は必ず偏るものですから賛成と反対両側から見る必要があります。情報リテラシーの基本です。ですから、大東亜戦争を観るとき、反対の側から見る必要があるのです。それによって、青山繁晴さんのいう、

 「本性、欲望が露見している」が賛成、反対の側から見ることで判明するのです。
 
 以上が講義内容でしたが、補足に行きましょう。

 1月3日に論文を提出し溜めていたドキュメンタリーを見ました。「BS世界のドキュメンタリー 格差都市ロンドン」です。以下に要点を書きます。
・ロンドンでは街の若者たちがナイフを携帯し、ドラッグ販売や殺人事件を起こしている。
・そのため、ヘリの救急医療が世界一で各国から研修に来る
・若者たちは監視カメラの下で平気でドラッグを吸い、販売している。
・理由は失業率などであるが、「自分が排斥されているのは人種差別主義者のせいだ」という(日本では政治家のせい?)
・契約書がないなどの労働法の曖昧さからパートタイマーの待遇が悪く未払いが認められにくい(最低賃金は時給500円程度)
・他方、大金持ちは投資のために建物を買うので無人の建物が多い
・無人の建物は物を壊すなどの犯罪行為が無ければ勝手に住むことが法律上出来る。
・ウェッブデザイナー、数学の家庭教師など大学を出た3万人の若者がロンドンに勝手に住んでいる。

 ロンドンでドラッグを売る若者たちは、見事に全て有色人種、特にインド系でした。そして格差の原因を「人種差別主義者のせい」にしていました。現在、大学を出ても就職できない人々はその理由をどこにぶつけるでしょうか? 民主党? 政治家全員? 在日朝鮮人? 在日中国人? ドイツでは在住ユダヤ人にぶつける時代がありました。アメリカでは現在でもユダヤ人にぶつける論評も時々見かけます。そうした人種差別の根深さがあるのです。補足しますが、現在在日朝鮮人や在日中国人が特定の分野で特権的な権益を得ているとの指摘がありますが、事実だとしても私は、それによって彼らを全否定するつもりは全くありません。そうした排斥感情からは、私達が清く正しく生きていくためのものは生まれないのです。あくまで問題は私達にある、と考えて出発しないと弊害が生じる、ということを、ナチスやスターリン主義などは歴史的教訓として教えてくれました。日本の大学を出た若者が特定の階層(大金持ち)や特定の人種の排斥に向かっていない、というのは社会が健全である証左ではないか、と高木は考えました。

 長くなりましたので一旦区切ります。続きは2に。
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