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第1回「祖国とは」(記入済)

平成24年11月28日
   
 ひと雨ごとに涼しさが寒さに入れ替わり、冬が立ったのを実感する気候です。
このプリントは、6回の予定の高木ゼミを紹介する内容です。

・使用本:『ぼくらの祖国』 青山繁晴著 扶桑社 2011年
・ゼミ方法:予習:使用本などを読みレポートを書いてくる。
     :ゼミ:レポートの発表、議論、質疑、講義
     :復習:感想、考察などのレポート作成
・ゼミ内容:『ぼくらの祖国』を中心にして、数々の分野に踏み込む予定であるが、学生の皆さんとの対話によって決定する。

第1回 祖国とは?  
何も読まないで以下の問いに答えなさい。
何を書いても減点などありません。自分の心の声を書いてください。

問1 「祖国」の言葉のあなたのイメージは?
尾道のお墓(父方)、岩手の田舎(母方)、山の中

問2 「祖国」の言葉の現在の日本でのイメージは?
あまり好まれていないイメージ、イメージがない言葉

問3 「祖国」の言葉の意味は?
祖はつながり、国は國。先祖からのつながってきた国、の意味

問4 「祖国」という言葉は一般に使われる言葉でしょうか? はい・○いいえ

問5 「祖国」とはどういう時に使う言葉でしょうか?
自分の、自分の繋がりのある人々を大切にする時に使う言葉

問6 「祖国」と似たような言葉として思い浮かぶ言葉は? 5つくらい
静岡、家族、日本、仲間、国土、お墓

問7 「祖国」と反対の言葉として思い浮かぶ言葉は? 5つくらい
異国、野蛮人、唯一神、アメリカ、夫婦別姓(伝統的なつながりを壊すイメージ)

『ぼくらの祖国』 明けの星の章 3の節までを読んで以下の問いに答えなさい。

問8 「祖国」のイメージは変わりましたか? はい・○いいえ

問9 「祖国」の意味をどのように筆者青山氏は述べていますか?
ぼくたちの生存を支える存在、という意味で述べている。

問10 「祖国」を語る際に問題になっているのは何だと青山氏は述べていますか?
戦争に負けたから語られなくなっていることが問題だと述べている。

問11 「祖国」があることで出来ることは何だと青山氏は述べていますか?
お互いの気持ちを同じ言葉で伝えられ、絵や音楽や文学の文化なども自由自在に表すことが出来る。12P

問12 「祖国」がないことで出来ないことは何だと考えますか?
自分がなぜ受験するのか、なぜ働くのかに答えが得られないことだと考えている。
あるいは、問11が出来ないこと。

問13 「祖国」は英語では何という言葉になるでしょうか?「My country」(本に無)
Home country, homeland, My fatherland, My motherland.

問14 問10についてあなたはどのように考えますか? まず、賛成・反対を示してから
賛成・反対
理由:現在でも道徳の時間で話がされるのは、「権利」(人権)などの話ばかりだから。
『古事記』や教育勅語の実質的な禁止が現在も続いているから(文学群の禁止)。

問15 問14の反対の立場から述べなさい 問14が賛成なら反対を。反対なら賛成を
賛成・反対
理由:アメリカ支配を受け入れお金のことだけ考えてきたから現在の日本の経済的繁栄がある。「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る」
 明けの星の章を最後まで読んで以下の問いに答えなさい。

問16 「祖国」について青山氏はどの視点から最も強く論じていますか?[個人(の誇り) ]
該当ページと行数を挙げなさい[21  ]P[後ろから5行    ]

問17 「祖国」について青山氏はどのようであるべきと論じていますか?
・政府と祖国を分けるべきと論じている。23P
・分断した日本社会を甦らせるために考えるべきと論じている。26-7P
・自らに誇りを持つように語るべきと論じている。23P

問18 問17を受けてあなたはどのようにあるべきと考えますか?
・全て当然のことであると考える。
・福島の原子力災害を繰り返させないためにも必要である。
・テストの点が取れる人が社会全体の倫理を守れる人ではないので必要だと考える。

問19 最も印象に残った一文を書きなさい
・「思春期から無気力だった」19P後ろから2行目。私そのものが書いてあった。

問20 最も説明のほしい一文を書きなさい
「青い一滴の光」とは何か?27P1行目

問21 感想
何度読んでも心に迫るものがあります。こうして読み返せて幸せです。
「祖国」という言葉を、他の本でも探してみましょう。

書名 :『祖国とは国語』
著者名:藤原正彦
出版社:新潮社
出版年:平成21年1月 25刷

問22 「祖国」について著者はどの視点から最も強く論じていますか?[ 教育 ]
該当ページと行数を挙げなさい[ 43 ]P[後ろから3~2行目     ]
「漢詩も含め、先に挙げたような文学作品群は、文化、伝統の中核であり、祖国そのものなのである。」

問23 「祖国」について著者はどのようであるべきと論じていますか?
 「祖国」とは国語である。国語教育の低下が現代日本における数々の分野の低下の原因である。文学作品群を読むことで、祖国愛が生まれ、時空を超える世界を知り、現実世界の「論理」を妥当なものと出来る。祖国愛の無い人間は真の国際人になれない。

問24 問23を受けてあなたはどのようにあるべきと考えますか?
 祖国愛なき勉強や仕事は、現実世界の「論理」を支える情緒が含まれず、長い目で捉えると停滞や失敗を生み出す、という意見には賛成です。また、国語の常用漢字などが漢字に制限を与え、国語教育を損なっているという点には実感します。その上で私は古典文学や漢字の拡充を小学校で行うべき、と思います。つまり、著者の意見に賛成し、今後、敗戦前の教育に戻すべきである、と考えます。

問25 著者と青山氏の意見の違う点はどこでしょうか?
 著者藤原氏と青山氏は、「祖国愛なき勉強や仕事の虚しさや国際人として通用しない」という点で共通しています。また、敗戦後のアメリカの占領政策と日本人の追随を原因とする点でも共通しています。違う点は、国語教育から論じた藤原氏に対して、青山氏は幅広い分野で身近な話題から論じた点が異なります。また、読むべき時期があるのを指摘した藤原氏に対して青山氏は指摘していない点も違います。

問26 著者と青山氏を比較して最も心に残ったのは何ですか?
 数学でさえ「国語」、その中でも「読み」が最も大切である、という点です。数学は美感や調和感などの情緒によって論理の方向性を決めている、というのは言われてみればなるほど、と心に残りました。

問27 2冊の本を読んだ後、あなたの「祖国」はどのようなイメージになりました。
 「祖国」とは、国土や物質的な人間ではなく、長く伝えられてきた広がりのあるもの、というのが分かりました。長く伝え広がりを支えるものが国語であり、その大切さに気がつきました。「祖国」で日本人がつながっている、というイメージになりました。

問28 これまでの問をもう1度読み返し、感想を書きなさい。
 読む機会を与えられて幸せでした。年々幸せが深くなっていくのも「祖国」のお陰です。
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