哲学のススメ4 「日本人から考える」レジュメ

☆導入部分(口頭)

 初回の方もいるので、これまでの復習をさっとします。前回は「自分の心の声」の大切さに焦点を合わせました。ですから、参加者の皆さんの感想、それに対するコメントも皆さんにお願いしました。今回は、それでは自分の心の声を聞いた後、どうしたらよいか、という点に焦点を合わせます。ポイントは、2点。

①公平(両側から見る)
②多くの人が認めたことを大切にする

 ①公平とは、物事を捉える時に大切です。肯定側の立場に立つと肯定側の意見、事実に反するものを受け入れがたくなる、というのは人間の常です。そこに留まっていてはなりません。そこに学問の意義もあります。今回は「日本人から考える」という副題をつけましたが、それは「日本人から考えない」という側が、現代日本を圧倒的に覆っているからです。具体的に言うとアメリカ支配、ということです。敢えて「日本人から考える」としますが、高木には「アメリカ支配」の良い点、長所なども見えています。

 ②多くの人が認めたことを大切にする、とは自分の心の声をまとめ、洗練していく時に大切です。世の中の標準を知らなければ1から自分で作らなければならなくなります。しかし、人間は寿命が100年と定められています。標準を知り自分との違いによって、自分をすばやく、そして正確に知ることが出来ます。国語がなければ他人と会話できません。また、物事を巧く認識できません。国語は多くの人が認めたことです。それを大切にして受け入れた上で自分の考えを作っていくのです。古典は昔から多くの人々が認めてきたから残っているのです。日本の伝統文化を大切にすることは多くの人が認めたことを大切にすることなのです。

 この2つの点から、哲学のススメ4 -日本人から考える-を語っていきます。

☆導入部分終了
☆以下、配布レジュメ

平成24年10月24日
「哲学のススメ4 -日本人から考える-」レジュメ
高木 健治郎

 今回は、日本人から考える、です。前回は自分の心を大切にする、ということで皆さんのご意見、それに対する感想を話してもらいました。自分の心が大切な出発点です。次は、1つの価値観を学び伸ばしていくこととなります。

1)現在の状況から日本を考える

 日本は、領土を争っています。韓国と竹島、中華人民共和国(中国)と中華民国(台湾)と尖閣諸島、ロシアと北方領土です。この問題を皆さんは学校で習いましたか? 新聞やTVできちんと歴史的事実や国際法に基づいて知っていますか? 残念ながらそうではない人が多いのではないでしょうか。これは日本の現在の状況を正しく知らない、とうことです。
 高木は、前回の第3回から3つの勉強会に参加しましたが全ての先生が「近現代史をきちんと教えていない」というご感想を述べていました。

1-A) 3つの領土問題

 まず、国際法上3つの領土は全て日本の領土です。樺太と千島列島と北方四島などを北方領土と言いますが、これは大東亜戦争が終わった後ソ連が入ってきて奪ったものです。この戦争の講和条約にソ連は署名していませんので返還しなければなりません(別資料①)。韓国は日本と戦争をしてないのに「日本に戦争で勝った」とアメリカに認めることを求めました。アメリカは当時の日本(支那人、満州人、蒙古人、朝鮮人、日本人)と戦争していましたから、「NO!」と言いました。すると、日本がアメリカの占領が終わる直前に勝手に「竹島は韓国のものだ!」と言ったのです(別資料②)。中国と台湾は、連合国(United Nations)=国際連盟(United Nations)が「日本にはイラクと同じ石油天然ガスがあります」と1968年に発表すると、1970 年から「尖閣諸島は私達のものだ!」と言い出したのです(別資料③)。
 そしてこの3つの領土においてずーっと長い間、日本人は生活を営んできました。ソ連は戦争が終わり武装解除していると分かって侵攻し、武器を持っていない人々を殺し、強姦し、拉致しました。財産も土地も奪ったのです。韓国は日本の領土を侵略し、漁民を殺害しました。中国はまさに侵略しようとし、漁民を脅かしています。3つの領土は歴史的事実でも国際法上も全て日本の領土なのです。しかし、それを日本ではきちんと教えません。
 鋭い人ならば、「なぜだろう?」と思うでしょう。心ある人ならば「悔しい」や「残念」や「なんていうことだろう」と怒りも覚えるでしょう。皆さん、この3つの領土問題を引き起こした真に責任ある国はどこだか分かりますか?

別資料①:外務省 「北方領土問題の経緯(問題発生まで)」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo_keii.html
別資料②:外務省 「竹島問題を理解するための10のポイント」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/pdfs/pmp_10issues.pdf
別資料③:外務省 「尖閣諸島に関する3つの真実」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/3shinjitu.html

1-B)3つの領土とアメリカ

 アメリカです。
アメリカが占領していたのだから領土の保全、管理の責任はアメリカにあります。ソ連には50万人の日本人が拉致され、シベリア鉄道を作らされ多くの人が死にました。管理している土地=竹島をきちんと返さなかったのもアメリカです。日本に軍隊をもってはならないという憲法を作ったのもアメリカです。これは憲法9条問題として知られています。国際法(ハーグの陸戦条約)上、占領軍は被占領国の憲法を修正してはなりません。しかし、アメリカは国際法を守らずに作ったのです。日本が回復した後もソ連や韓国や中国と交渉するのを邪魔してきたのもアメリカです。アメリカは日本が独立して敗戦前のような立派な国に戻るのを拒否し続けているのです。ずーっとアメリカを頼りにして欲しく、また支配し続けたいのです。
 ですから、アメリカは数々の政策で日本を支配しようとしました。新聞やTVを組織して政治的に偏った報道をするようにしました。その代表が、日本テレビや読売新聞です(別資料④)。「原発は安全でクリーンで未来があるエネルギーです」と技術的根拠なく報道させ続けてきました。その欠陥が福島原発事故災害なのです。
 この歴史的事実を知って、皆さんはどう感じますか? どう考えますか? 最初に聞く人は「本当?」や「信じられない!」と思うかもしれません。心ある人ならば「悔しい」や「残念」や「日本人頑張れ!」と思うかもしれません。それは全く正常な反応です。他のことを考え感じても、それが皆さんの自分の心の声ですから、出発点にして下さい。
別資料④:『日本テレビとCIA 発掘された「正力ファイル」』 有馬哲夫 新潮社

1-C)日本から考える近現代史

 「哲学のススメ」は第4回目です。ですから、「自分の心の声」を大切にする、から次の段階に進みましょう。つまり、歴史的事実を知って感じたことを、さらに一歩進めてみましょう。
 それは、歴史の大きな流れの中で3つの領土問題を考える、ということです。そうしないと「ソ連は駄目だ!」、「韓国のうそつき!」、「中国なんてなくなればいい」という反応で終わってしまいます。武士道を説く『葉隠(はがくれ)』の中に「一生は短いのだか好きなことをしなさい。でも、若い人にいうと害毒になるから言わないように」という一節があります。こうした教えられていない事実を教える場合にも気をつけなければならないと思います。そのために世界の近現代史から北方領土、竹島、尖閣諸島を振り返ってみましょう。まず、出発点は日本が戦争に負けたことです。では、その戦争を何と言うでしょうか? 

 日本人は閣議決定して「大東亜戦争(だいとうあせんそう)」としました。敗戦後、アメリカが「太平洋戦争」と言い方を強制しました。しかし、「太平洋戦争」という別の名前の戦争がありました。どうしてこのような無茶をしたか、というと日本が目指したことを理念の上でも叩き潰したかったからです。国際関係とは国と国のエゴイズムのぶつかり合いです。ですから、「国際化」という言葉は日本語と韓国語にしかありません。「国際化」があるとすれば、全ての国の利益を優先して日本の利益を捨てる、ということなのです。どうでしょう? ここに3つの領土の根本があると思いませんか? ソ連が北方領土に不法侵入し日本人が50万人以上拉致されました。その中で病弱者、心身障害者、女性などを北朝鮮にソ連が譲り渡しました。これは平成24年になって初めて公開された事実です。高木も驚いています。しかし、新聞やTVは大きく取り上げません。拉致された日本人を2万人以上受け入れた北朝鮮はその後、日本からパチンコなどから利益を得、麻薬を売り、偽札を流通させようとします。日本人の政治家に金を渡し日本の政治に干渉してきました。しかし日本人は文句を言いません。その後、原発の技術が盗まれ、取り締まる法律がないのです(先進国で日本だけ)、原発の傍で拉致事件が起こります。浜岡原発の傍の浜松で拉致被害者がいるのを知っていますか? このように日本に黙りなさい!弱くなりなさい!全て日本が悪いと思い込みなさい!としたのがアメリカです。
 では、「大東亜戦争」で日本が目指した理想を見ていきましょう。

1-D)日本が近現代で目指した理想

 「大東亜」とは「東亜細亜(あじあ)が大きくまとまろう!」という意味です。現在のEUを目指していました。当時、日本とタイ以外は全て欧米の植民地でした。日本は「修理固成(しゅうりこせい)」を目指しました。これは「元の状態(理屈通り)に戻しましょう」という意味です。敗戦前はよく言われていました。なぜなら、その土地の人々が、自分たちで大切なものを決めましょう、それが元の状態だと考えたのです。ですから、世界で初めて日本が「人種差別撤廃法案」を提出しました。しかし、植民地を有していたヨーロッパ・アメリカに否決されてしまうのです。日本の植民地では、「日本人、支那人、朝鮮人、満州人、蒙古人が対等である」とされていました。これを「五族協和」と言いました。皆さん、アメリカでは1960年を超えても黒人は白人とトイレは別、バスでも座る席は別だったのです。ヨーロッパ各国では現在でも根深い人種差別が残っています。例えば、フランスではイスラム系の名前を名乗るだけで、バイトが出来ません。高校も大学もいけません。就職も出来ません。イギリスでは貴族と平民の差がはっきりとあり、特に英語もクィーンズイングリッシュでなければ上層部にいけないのです。サッカーのベッカムは労働者の英語ですから、ある一定以上の地位にはいけないでしょう。
また、よく韓国併合のことを悪く考える人がいますが、それならばハワイも併合なのです。アメリカがハワイを併合したのは、日本に戦争を仕掛けるためでした。ハワイに行ったことがある人はいますか? ハワイは昔英語を話していませんでした。しかし、現在は英語しか通じません。あまりにも日本人の観光客が多いので日本語も通じるそうですがw フィリピンは第一公用語が英語です。他にも植民地では言語を奪う政策が取られてきました。韓国でハングルを広めたのは日本なのです。識字率のきわめて低かった韓国でハングルと日本語を教えたのが日本の教育システムです。日本と同じ教育が受けられるようにしました。これも日本が植民地ではなく実質的に「五族協和」と「大東亜共栄圏」を目指したからです。他の国の例を挙げれば、オランダが400年間支配したインドネシアでは、教育は行われませんでした。教育を行えば独立につながる、つまり自分達の利益が損なわれると考えたからです。逆に、日本は満州帝国や大韓帝国に投資したお金と生み出した富を比較すると圧倒的に投資したお金の方が多いのです。日本は亜細亜の国々に独立してもらい、その上でEUのようなブロック経済を作りという方針を決めました。その根本は、「修理固成」です。欧米の植民地支配という異常な状態を元に戻そうとしたのです。

1-E)ヨーロッパの民主主義と日本の民主主義

 欧米の理想は自分達の支配が続くことでした。だから欧米が酷い、のではありません。欧米の民主主義の出発点はギリシャです。ギリシャの民主主義は数万人の自由人だけのものであり、その下に数十万人の奴隷がいて成り立つ民主主義なのです。また、ローマ・カトリックも欧米の国々が植民地支配をすることを認めていました。「神に最も近いのは白人である。支配するのは当然だ」という考えに基づきます。
 しかし、日本の民主主義は、「全ての民が主人公である」という民主主義です。仁徳天皇の「民のかまど」という物語があります。天皇陛下を中心として、それ以外の民は全員平等なのです。ですから、1700年前に支那(中国)大陸、朝鮮半島、南方から来た全く異なる人々を文化ごと受け入れ、仏教も儒教も全て受け入れたのです。人種差別法案を世界で初めて出したのは、日本最古の書物『古事記』に書いてある「民のかまど」の物語そのものなのです。
 このように見ていくと、どうして日本が大東亜戦争に踏み切ったのか、どうしてアメリカやヨーロッパが日本と戦争しようとしたのか、アメリカに支援された中華民国(現在の台湾)が日本と戦争したのかが分かるでしょう。そしてその後、アメリカが何とか日本を弱めたい、支配し続けたいと数々の政策を取ってきたのも分かるでしょう。

1-F)日本の理想が近現代の世界史を決定づけた

 理想の話に戻りましょう。
日本は戦争に負けました。しかし、日本の理想は負けたでしょうか? 

日本が負けた後オランダがインドネシアを再び支配しにきました。その時、日本人と日本人が目指したインドネシア人の独立軍が勝利して独立を獲得します。インドなど亜細亜各国で同じことが起こります。そこで何十人もの日本人が戦死しています。私はこの事実をつい数年前まで、つまり30歳を過ぎても知りませんでした。ただただ「日本は太平洋戦争で亜細亜の国々に悪いことをしたんだ」と思っていました。そしてそれを知ると、おじいちゃんやおばあちゃんが、ご先祖様の理想を誇りに思いました。50年代のアジアの国々に続いて60年代、70年代にはアフリカも独立していきます。

 アジア・アフリカ会議が開かれましたが、その冒頭で「日本のお陰で私たちは独立できた」と公式に発言されています。ASEAN(アセアン)は「日本のように自分たちで経済的にも独立したい」という願いから作られました。東南アジアの国々が経済的に自立するために日本は数々の経済支援を敗戦後もつづけました。自分たちがアメリカに支配され、敗戦で多くのインフラや企業などを失い、アメリカによって経済的に弱体化される中、それでも日本人の理想を持ちづけたのです。その後、反日に傾く中国や台湾、韓国にも援助を続けていくのです。1980年代には日本の経済的成功と共に、東南アジアが特に成功を収めてきます。そうすると証券業界を中心としてアメリカが再びつぶしにきました。当時は米ドルよりも日本の円の方が信用されていました。日本の円の共栄圏が出来ることを恐れたのです。その後、投資先は中国になり現在に至ります。
 日本の理想は、日本の敗戦を乗り越えて世界中に広がりました。ですから、中国と韓国、北朝鮮、ロシア以外の国々は隣国という事情もあり、日本に対して尊敬の念と敬愛の念を持っているのです。近くの4カ国も日本のこうした歴史的経緯を知って恐れているのです。ですから、日本からみれば無茶苦茶なことを言っているようですが、それにもきちんとした理由、つまり日本が日露戦争で植民地支配をする白人を初めて破ったこと、大東亜戦争で「その土地に住む人々が自分たちで大切なものを決めるのが当たり前」なことに命をかけた国があることを知ってくれたのです。これが簡単ですが近現代の歴史的経緯です。
 では皆さんは、どう考えますか? 今後日本はどうしたら良いと考えますか? そのためには何をしますか?

 日本は天皇陛下を中心とした国です。しかし、天皇陛下は権力者ではありません。政治をお任せする訳にはいきません。源頼朝のように、徳川幕府のように明治政府のように、私達の代表が国の行く末を決めるのです。日本の民主主義を決めるのは、私たちなのです。

 2)アメリカの日本占領政策 

次にアメリカの日本占領政策を見ていきましょう。

 1945年に降伏を受け入れいました。それから7年弱、1952年まで占領が、沖縄は

があって独立を回復しました。しかし、皆さん、日本の独立回復記念日を知っていますか?

 8月15日は「終戦の日」と呼びますが、これはアメリカから見た見方ですよね? 本当は「敗戦の日」です。この敗戦の日を祝うのは、日本だけなのです。この1点だけで現在まで敗戦が続いていることが理解出来るでしょう。そしてもう1点、巧妙に仕組まれた策謀は、現在でも意識してみないと気がつかないのです。
 まず、事実から見ていきましょう。アメリカ支配で変えられた点です。

①国語の解体 
→漢字の簡素化、書き換え(國→国)。送り仮名の変換「落る」→「落ちる」。振り仮名の変更「喋喋(てふてふ)→(ちょうちょう)」
○古典がそのまま読めなくなりました。
○日本語の本来の意味が分からなくなりました。
例えば「いね」の「い」は「見えないけれど立派なもの。尊敬の対象」です。だから、「い」のち。「い」のり。「い」ずみ。太陽が「い」でる。と言います。日本を創った「いざなぎ」と「いざなみ」は、「さ」:ふれあいもの=さする、さわる、ささえる、などで、大切なものに触れあう神様=「いざ」で、「なぎ」=凪=止まる、「なみ」=波=動くを意味していました。いざなぎは男性の象徴で静かな性質、いざなみは女性の象徴で動く性質の神様、この陰陽、2つの原理で世界ができると日本人は考えたのです。神話からのつながりが分からなくなってしまいました。
「ね」は「根本。根源」です。だから「いね」は「いのち(尊敬)の根っこ」を意味します。日本ではお米は特別な存在ですし、毎年天皇陛下が自ら稲を育てられるのです。実が取られた後も注連縄(しめなわ)にして神社に使われます。これらは日本最初の書物『古事記』に書いてあります。敗戦前は学校で教えられましたが、現在は「パンとお米」どう違うのか?を教えられません。教えてはならないのです。「や(八)」は沢山を著します。ですから「やたら」、「やおや(八百屋)」、「やよい(弥生)」は木の芽や緑が沢山出てくる月を指します。「こ」は具体化すること。固まることです。「こ」おり、肩が「こ」る。鍋が「こ」げつく。話が「こ」じれる、は話が固まることです。

②道徳教育の禁止
現在の日本の教育では「道徳教育」が全くされていません。されていても「権利」や「差別」の話にすりかえられています。「道徳」とは「どうして勉強をするのか」、「どうして立派な人間にならなければならないのか」、「どうしたら立派な人間なのか」を問うことです。「権利」主張や「差別」をなくすことで「どうして勉強をするのか」が出てきません。哲学のススメ3回の中でお伝えしてきた「自分の声を大切にして他人のために生きることを楽しむ」というのが、洋の東西を問わない「道徳」の根本です。もちろん、その説き方は洋の東西や宗教、文化で違います。しかし、全てが禁止になりました。現在も学校教育の中で道徳の時間は全く有効に活用されていません。先生がまず道徳が分からないのです。

長くなりますので、以下箇条書き、とします。
③財閥解体(国際競争力低下) 
④農地解放(自給率低下) 
⑤神道否定(共同体意識の低下。国際法違反) 
⑥優秀な人物の処刑(極東裁判:国際法違反。法治無視のアメリカ国家犯罪)、公職追放(国会議員322名/357名追放 政治家の質の低下) 
⑦言論統制と報道変更(日本のマスコミが他国の権力に媚びるようになる) 
⑧スポーツ、スクリーン、セックスの「3Sの導入(精神風の破壊:日本男子弱体化)」 
⑨祝日の変更、名称の廃止(ご先祖様を祭る日→春分の日、明治天皇をお祭りする日→文化の日などなど 皇后陛下の誕生日廃止)
⑩日本の伝統文化の素晴らしさを教えない(日本国は世界最古の国とギネスに乗っている。)
⑪民主主義や平和がアメリカから来たと嘘を教える(民のかまど)。
⑫憲法制定(国際法の違反)
⑬大東亜戦争の呼称の禁止、


大日本帝国という国名を勝手に「日本国」に改定する

⑭皇室典範を改定し憲法の下に置く(国際法違反)
⑮皇族の弱体化のために11宮家の臣籍降下(民に落とすこと)
⑯電力会社の弱体化のために分割
⑰皇軍の廃止。→その後朝鮮戦争が起こると日本人に戦争参加を求めるために自衛隊を強引に作らせる。
⑱大東亜戦争は悪い、日本人は悪いことだけをした、としたいので近現代史をきちんと両側から、つまり当時の日本人の考えから教えない。
⑲家制度の破壊。財産権だけを規定し祭祀権を規定しなかった(財産は全員平等、ではお墓を面倒見るのは誰ですか?)。

 さらにまだまだありますがこの辺で。また、17の項目は全て現在まで続いています。しかし、1つだけあれ?と思う項目はないでしょうか?

 ⑥です。優秀な人物の処刑、公職追放です。実は日本の政治家、特に総理大臣はアメリカに嫌われると直ぐに首になるのです(別資料⑤)。日本で奇跡的に5年以上続く政治家がいます。近年では小泉首相、1つ前は中曽根首相です。彼らはアメリカと特に仲がよく、後半は特にアメリカの指示通りに国を動かしました。原発を導入したのは中曽根首相、パートやバイトを増やしコンビニや大規模なスーパーを導入したのは小泉首相です。菅直人首相や鳩山首相などはアメリカと反対のソ連や中国や北朝鮮と密接な関係にあるにも関わらず、政治背景が違うのにも関わらず、嫌われて直ぐに首になりました。マスコミがそのように先導している点も補足しておきます。占領するアメリカに対して不利になる30項目(プレスコード)を禁止にしました。それも現在まで形を変えて続いていますし、アメリカと共に中国も含まれるようになってきています。
 良いか悪いか、好きか嫌いかもありますが、事実として現在までアメリカ支配が、つまり65年以上前の敗戦が続いているのです。

 これによって私たちは、「自分のことだけ。目の前の利益だけ」を考えるようにしなさい、と仕向けられました。また国語や道徳の例からもわかるように「なるべく簡単な方がいいよ」とか「楽して生きようよ」という方向性を与えられています。皆さんは「なぜ勉強するのでしょうか?」。この答えが「将来楽な生活がしたいから。例えば公務員になれば安泰でしょう」というのなら、アメリカ支配が見事に成功している、ということです。そしてその本人は、「アメリカ支配? 私は私らしく生きたいだけ。私は自分で考えた」でしょう。

 経済学では「自分の利益だけを優先する人が集まった集団は、全体の利益が少なくなる」という説があります。現在のアフリカはまさにそうです。アフリカは鉱物資源や農業に適した土地がありますが、ちょっとでも利益が出ると紛争になり結果的に全体の利益が損なわれています。独立してもなお貧困に洗われています。紛争になるように400年以上前からヨーロッパは現地の集団を巧みに利用してきました。アメリカ大陸には数千万以上の圧倒的大勢の黄色人種がいました。いくつかの部族を競わせて武器を売りつけ、利益を奪いながら奴隷化し、最後には全ての土地を奪って行ったのです。数千人の入植者で数千万人の人は支配できません。日本の明治維新でも同じことがありました。セノバの近くに江戸無血開城を決めた石碑が建っています。無血開城を決めた後、江戸幕府を支援していたフランス人将校は徳川慶喜に「戦争すれば勝てる」と進言しました。断られても何度も何度も。フランスは幾らでも援助する、と。狙いは日本の内乱でした。援助して日本をアメリカのように、当時の清国などのアジア各国のように植民地にしようとしたのです。日本人は江戸幕府側(徳川慶喜や勝海舟)も新政府側(大久保利通や西郷隆盛)もその策謀を知っていましたから、それに乗らなかったのです。
 日本人は、英知を持って日本国の独立を守ったのです。そしてその後、アジアの独立も目指したのはこれまで陳べてきた通りです。

 では、現在の私たちは何を目指しているでしょうか?
 北方領土、竹島、尖閣諸島を守ることでしょうか? それが歴史的な事実に照らしてみて日本がずっと求めてきたことでしょうか?

 高木は皆さんに過激な行動を取って欲しい訳ではありません。日本を愛してもらいたいだけです。家族を愛し友人を大切にするように。

 そして1つ1つ自分の心の声で考えていってもらいたいのです。例えそれが隆次の主張することと反対になったとしても。それが皆さんの独立なのです。1人1人が経済的に独立するだけでなく、心の底から独立して欲しいのです。それが哲学をススメる理由です。

別資料⑤:『アメリカに潰された政治家たち』 孫崎享 小学館

 3) 美しい日本人

 日本が世界の殆どの国から尊敬されているのは、近現代で世界史に果たした日本の輝かしい功績だけではありません。日本人1人1人、つまり私たち1人1人が、慈愛と公平と高尚さを持っていたからです。ここからは、占部賢志先生のお話を拝聴いたしましょう。

『語り継ぎたい 美しい日本人の物語』 占部賢志 致知出版 
「第8話 シベリアの凍土にさまよう孤児を救え ―ポーランドの子供を救出した心優しき日本人」 

 第10話まで収められています。素晴らしいお話ばかりで全てご紹介したいのですが、高木が平成24年の建国記念日の浜松での記念式典で占部先生に直接お聞きした話とします。占部先生のお話を聞いたのが初めてでした。これからも一緒に皆さんと日本人から考えていきたいと思っております。乱文をお読み下さり有り難う御座いました。
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