講義録15-5 学生コメント集

 学生コメント集と高木の返信、最終回です。

 一部抜粋している場合があります。誤字脱字の変更、漢字への変換はありますが、本文変更はありません。タイプミスはあるかもしれません。「○」は学生のコメント、「返信」は高木の記入コメント、「考察」は記入していないが高木の付け足したいこと、考えたこと、でない場合もあります。プリント返信とブログ返信は一致しない場合もあります。

 全体の傾向:今回は5名以上のものを拾っています

:民のかまど、に感動した
:日本の民主主義の出発点に感動した
:原発を知れて良かった
:授業の話をこれからの生活にいかしていきたい、考えていたい
:沢山考えるようになったし、自分が変わった
:興味深い話が聞けた
:この講義のお陰でニュースや新聞を見るようになりました
:ニュースを鵜呑(うの)みにしないようにしたい
:天皇陛下の偉大さ(素晴らしさ)が知れた
:周りの人の考え方が知れて良かった
:理系の待遇にショックでした
:事実や疑問を積み立てる楽しさを学べた
:最初は面倒くさかったが、今は受けて良かった。
:今の政府が日本の民主主義と反対でどうにかして欲しい
:とても難しい講義でした
:とても面白い講義でした
:倫理が良く分った
:黙祷がよかった
:民主主義の日本に生まれて良かった
:南三陸町の御二人の行動を見習いたい

 考察:最も多い意見は、講義が面白かった、です。その「面白い」の中には、学生の皆さん自身の気づきがあると思います。次に多かった意見が「天皇陛下への賛辞」があります。そしてその天皇陛下と「民のかまど」を始めとする倫理観でつながっていることの発見が「面白い」のでしょう。さらには、自分の意見だけでなく他人の意見を知る、やニュースや新聞を見るようになって自分自身が広がっていく、という気づきがあるのでしょう。2つの学生の皆さん自身の気づきが、「面白い」の言葉になったとだと感じました。
 高木自身の手ごたえとしても、今年は洗練して伝えたいことを明確に体系立てて説明できた、と感じています。余分な箇所はブログにして、本筋だけをポツポツと置いていく感じです。その間を、学生の皆さん自身が埋めてくれた、感じです。学生の皆さんと一緒に作った講義でした。学生の皆さんの宿題によって、感想コメントによって講義全体が進む方向を変えたことでも分かります。「学生が最高の先生である」という蔭山昌弘先生(静岡が誇る心理学者)の言葉が身にしみた講義でもありました。

 そして、今後を見ているコメントが多かったことも、嬉しかったです。講義が終わった直後よりもこれからの長い人生の中で学生の皆さんのお役に立てれば、と考えて講義をしてきたからです。ただ、黒板の字が汚いなどのコメントはありましたが、講義そのものを否定するようなコメントがなかったことが気がかりです。249名の中で授業の方法が合わない人が必ずいるだろうからです。そうした意見が聞けなかったことが、普段の感想では聞けるのですが、残念です。慢心しないように気をつけたいです。

 では1人1人のコメントです。今回は質問、疑問が少なかったので普段は、全体の傾向に含まれてしまい紹介できない意見も述べていきます。

○日本に生まれてきて本当に良かったと新(改)めて思いました。これから自分達も日本人としての誇りをつぶさないように、笑われたっていいから、がむしゃらに技術者としてプライドを持って貢献していきたいと思いました。

返信:心から嬉しいコメントを有り難う御座います。○○くんのプリントは講義でも採用させてもらいました。沢山調べてくれ、考えてくれ、実り多かったのではないでしょうか。そのような場を提供できたこと嬉しいです。私も今後、自分に恥じない講義を続けていきたいです。「プライドを持って貢献していきたい」、良い言葉ですね、一緒に頑張りましょう。

○今まで、あまり考えたことがない内容だったけど、とても面白かった。これからも先生のブログが更新されるなら見ていきたいと思う。

返信:考えたことがないのに面白がれる、というのは○○くんの長所ですね。素晴らしいです。今後もその気持ちを大切にして行って下さい。特に男性は35歳を過ぎるとその気持ちを失ってしまう人が増えてきますから(高木の個人的体験に基づきます)。ブログは更新する予定です。このFC2は1カ月更新しないとCMが入るようなので。それと、後期に別の大学で6回分の講義を行います。テーマは「情報倫理と福島原発事故」にしようか、この講義と同じ内容にしようか、思案中です。それも更新しますので、良かったら見て下さいね。有り難う御座いました。

○日本人に生まれ育って良かったと心から思う。民主主義万歳!

返信:万歳! アメリカに生まれた人もインドに生まれた人もそれぞれ生まれて育って良かった、と思います。自分の出身国、出身家族に誇りを持つこと、どの国でも大切ですね。日本人の大切にしてきたものを大切にしていきましょう。有り難う御座いました。

○内容が濃くて忙しい授業であったが、これから社会に出るにあたって必要な力をつけることが出来たので、授業を受けて良かった。

返信:難しいけれど力がついて良かった、というのは、何と嬉しい言葉でしょうか。頑張ってくれ成長して、○○くん自身が実感してくれたのですね。本当に嬉しいです。今後もそうした時期が人生の中で何度もあることを願っています。有り難う御座いました。

○大学の講義の中で一番、自分の考えを述べる授業であり、一番やりがいのある興味深いものでした。半年間どうも有り難う御座いました。

返信:こちらこそ有り難う御座いました。沢山考えてくれたようで嬉しいです。昨年度の「講義録9 「客観的事実と論拠の作り方 原発のトレード・オフとリスクトレード・オフ」」が本年度は出来ませんでしたが、考え方をまとめる方法が少しだけ書いてあります。良ければご参考下さい。こちらこそ、拙(つたな)い話を聞いて下さり、半年間有り難う御座いました。

○世のおっさんと呼ばれる社会人に是非ともこの講義を聞いてもらいたいと思った。

返信:過分な言葉を有り難う御座います。「おっさん」とは自分の考えを改めないで、主張ばかりする人のことでしょうか? おっさんになるとそういう人が増えてきますよね。ですから、高木もそれを気をつけようと、素晴らしい先生方の講義、講演を聞くようにしています。素晴らしい講演が沢山開催されていますから、是非とも言ってみて下さい。「こういう講義を皆さんにしたいな~」と思います。有り難う御座いました。

○(問3)原発について多くのことを学び、それが一番印象に残っています。結局最後まで再稼働に対する自分の意見は出てきませんでした。しかし、原発に関する知識が増えたのも事実で、これからも自分なりに考えてみたいと思います。

返信:素晴らしい学問の態度ですね。自分の心の声を聞く姿勢が学問の出発点です。今後も考えていく時に、どんな答えが出るのか、誰かと比較する必要なく、どんな答えが出たのか聞いてみたいです。有り難う御座いました。

○日本の中にいるとそれが当たり前すぎて、周りの国々から見ると素晴らしいと言われる程のことなのかと思いました。そして天皇の話「民のかまど」の話を聞いて凄いと思いました。そんな風に周りの国々から思われているのかと思うとびっくりします。

返信:毎回素晴らしいコメントを有り難う御座いました。是非とも海外、特にパリやロンドン、アメリカの田舎にある肌や言葉による階層社会を見てみて下さい。また、インドや中華人民共和国などの歴然たる区別、インドはカースト制で中国は2つの戸籍制度など、も参考になると思います。また、「民のかまど」の話は日本人が国際交流の時にする絶好の話だと思うのですが、中々そういう現状にありません。こういう話を聞くと気持ちがスキッとするのでストレスがたまっている時にお薦めです。

 占部 賢志『語り継ぎたい 美しい日本人の物語 』 は日本語も柔らかいのでお薦めです。

○天皇陛下のことをあまり知らなかったので少しでも知ることが出来て良かったです。中村修一(修二)さんの話も行動で知っていても最終的にどうなったのかまでは知らなかったので事件のその後についてもこれからは知るようにしたいです。

返信:最後まできっちり情報を収集していく大切さに気が付いてくれたようで嬉しいです。ニュースは、特に日本では集中的にバーーー!!っと報道して終わりが多いので、分かりづらいです。ただ、現在はインターネットがあるので簡単になりました。是非とも情報収集を継続する大切さを今後に生かして下さい。有り難う御座いました。

○アメリカの大統領が自分より上にしている人は、イギリス女王、ローマ法王、天皇陛下3人だけだと聞いたことがある。敗戦国のトップを自分より上に観るなんて、普通ではありえないことだ。天皇というのはそれだけ世界に認められているのだろうか。

返信:世界で一番認められているのが天皇陛下です。というのも、日本の天皇家は公式記録で2672年目です。日本の正式な暦、皇紀2672年なのです。これに対してキリスト教は、2012年ですね。儀礼の世界は続くことが尊いのですから、最も尊いのが日本の天皇家なのです。しかも男系で続いてきたのは奇跡と言っても良いことです。日本の次に男系が続いているのは、300年もありません。10分の1以下なのです。それなのに現在は、男系を女系に変えようという動きが出ています。これも日本を弱体化させようという動きです。まず、日本国民に知らせないようにして、関心を失わせ、葬り去ろうとしているのです。これは他の分野でもありますよね。それでも、敗戦後の日本人は、それに屈しなかったのです。実際に屈した国が、10や20では足りないくらい沢山あります。一昨年も、特定は避けますが、アジアのある国の王政が倒されました。このような現状です。人類史は常に戦争が起きていて敗戦国では伝統が切られてきました。その中で日本は2672年、続いてきました。その点を認められています。また、その徳の積み重ねについても尊敬されています。

○高木先生は考えさせられる話が多くて、家に帰ってから自分で調べたりしていました。3段論法も少しは上手くなったかなぁ~。お疲れ様でした!

返信:自分で調べたりすることにつながったようで何よりです。講義内でも言ったように、1時間半の講義の前後には1時間半の予習復習をするはずだ!という前提がありますから、少しでもそれに近づけたら良かったです。また、興味があることを情報収集することは、○くんが今後、人生を過ごしていく中で、仕事の中で重要なことですから、与えられた仕事しか出来ない人にならないように、今後も生かしてもらえれば嬉しいです。3段論法は本年度は中途半端になってしまいました。申し訳ないです。昨年度の講義録9などは参考になると思います。良ければどうぞ。また、目上の人に「お疲れ様でした」というのは敬語として変ですから、私には良いのですが、今後気をつけて下さい。「有り難う御座いました」が適切だと思います。有り難う御座いました。

○バスの運転手に「ありがとう」と言ったり、エスカレーターで道をあけたりする行動は「なんでやるの」と聞かれたら「当たり前でしょ」というのは日本人の「公衆の福利」が元になっているのというのが分かった。(と思う)

返信:講義中に出した例を考えてくれて有り難う。講義の最後の3回はバスの出口付近に座って「有り難う」や頭を下げる学生が70%以上いたことを出した例ですね。それは仰る通り「公衆の福利」ですし、日本人が大切にしてきた「労働=善」と「全員が対等である」という価値観から来ているのでしょう。鋭い指摘を有り難う御座いました。講義録15-4の方も、○○くんのコメントを読んで本年度、変わりました。

○今日の授業では、日本の民主主義による今の生活のあり方や、今後の世代において、大切に守っていかなければならないことについて学べた。アジアの中でも日本は国民生活を守るという点では、一番すぐれている国なので今後とも、この精神を大切にして欲しい。

返信:嬉しいコメントを有り難う御座いました。確かにアジアの中で一番すぐれていますね。高木は世界の中で1番、と考えていますが。今後、○○くんは社会の中に入っていきます。その社会の中で国民生活を守る、という点を大切にして行って下さい。私の出来ることは、こうやって講義を一生懸命やっていくことだと思っています。直接出来ないけれど、頑張っていきます。

○日本人の倫理の根本は?という答(問?)に正直答えが思い浮かばなかったのですが、“民主主義”と言われて、あぁ~となりました。今の日本の政治も日本人のことを考えてちゃんと“民主主義”してほしいものです。税金とか上げないで欲しいです。

返信:「あぁ~」となりましたか、嬉しいです。納得の「あぁ~」だと思うのです。学校で教えられた民主主義は多数決の原理、などと教わったかと思いますが、日本の民主主義、身の回りにある民主主義とは違いますよね。政治がその民主主義に反しているのは、敗戦後の考え方で「政治家はだれを選んでも同じ」や「政治家は金に汚い」という思い込みがあったと思います。そのようにマスコミも報道しますから。でも、最終責任者は日本国民、つまり私たちです。高木や○○くんです。今後、選挙で“民主主義”を大切にしてきた実績のある人を選びましょう。あるいは大切にする、と言っている人を選んでいきましょう。それが原発に共通する点でもあります。

 「難しい原発は電力会社とか日本政府とか東京大学を出たテストの点が高い人に任せれば大丈夫」

という思い込みですね。

○この授業を通して、技術者の明るい面と同時に暗い面も沢山知ることが出来た。理系で専門的な技術を学ぶ上で大切なことを学べてとても充実していた授業でした。ブログも毎回見ていましたが、勉強になることが多く参考にさせて頂きました。色々多忙だとは思いますが、今後も頑張って下さい。半年間有り難う御座いました。

返信:こちらこそ、拙いブログを読んで下さったようで有り難う御座います。専門的な技術を学ぶ上で大切なこと、何であったか自覚が無いのですが、○○くん自身が学びとってくれたことなのでしょうね。何よりうれしかったのは、技術者の明るい面と暗い面を両方学びとってくれたことです。素晴らしい宿題も出してくれ、講義全体も盛り上げてくれました。それも両面を捉える視点があったからなのではないでしょうか。今後とも勉強を続けていって下さい。私もやっと明日のテストでお休みになりますので、家庭内も1カ月を過ぎてかみさんが家事を半分以上やってくれるようになったので、大分落ち着きます。更新、頑張ります。

○(問3)先生が頑張りまくっている所。問いもいつも数問あるし、感想も求められるし、その分先生は読んでいるということだし。たまにコメントも書いてあるし、受講人数も多いし、こういうのは好きではないと、気持ちがないと出来ないことだと思う。私はそれを想像しただけでウンザリしました。

返信:○○さん、有り難う御座います。きちんと見てくれて、自分の立場ならどうだろう?と真剣に考えてくれました。その優しい気持ちを忘れないで下さいね。私も正直、非常勤で1コマを3回やるので出来ています。もし週に5コマも6コマもあれば、この質の講義を維持することは出来ません。寝ることが出来なくなりますからw 非常勤でも常勤でも、自分の出来ることを社会のために一生懸命する、ということだと思います。そしてそれを続けると、なんていうか、ランナーズハイのように楽しくなってくるんですよね。有り難う御座います。

○簡単には出ない答えばかり考えさせられて、頭がこんがらがって何だかどうでも良くなったりもしましたが、そんなことをしているから今、世の中が大変だったりする訳で、いずれ誰かが、皆が、考えて行動しなければならないことだと思います。世の中が良い方向へと行くとは正直思えないですが、それでもやらないと可能性さえ無くなってしまいますね。

返信:心にグッ!!っと来ました。途中、どうでも良くなった、時のコメントを今も覚えています。そこから自分の心の声を頼りにして、誰かに手伝ってもらってでしょうか、戻って来てくれて嬉しいです。「学問が社会に出来ることは、社会を良くするこじゃなく、悪くないことだけだ」(意訳)という有名な言葉があります。まさに、○○さんの仰る通りです。紆余曲折し悩むことを恐れないでください。きちっとたどり着けますよ。成長を見れて嬉しいです、有り難う御座いました。

○いままでやってきたことを踏まえて、今日の話を聞いてみたが、倫理の話はやはり難しいと思った。まだ学生の身で全てを理解するのは無理なのかもしれないが、この講義を受けていなかったら全然駄目だったと思うので、講義での内容をこれからの人生の中で活かしていきたいと思った。

返信:「倫理はやはり難しい」という言葉に、客観的な視座を感じます。実は、講義をしている高木にも「倫理とは何か?」の答えは出ていません。難しいなぁ~というのが正直な心の内からの感想です。「倫理の答えは正解多数」は覚えているでしょうか? 「だから、難しいし面白いよ」と続けたと思います。平成24年度の高木の答えです。今後変わっていくかもしれません。そういう不十分な状態で話をさせてもらって申し訳ないなぁ、という所もあります。それでも、大学時代にお世話になった酒井健先生の講義中の言葉や、レポートを見てもらった時のコメントなどを、ずーっと人生の中で考えてきました。その積み重ねは少しはお役に立てたのなら幸いです。有り難う御座います。

○日本の民主主義は凄い良いと思う。今の世界ではまだ社会主義の国が沢山あるが、いずれ民主になることを信じている。

返信:日本の素晴らしさを知ってもらって嬉しいです。ただ、それぞれの国の伝統文化があり、講義では「社会背景」があり、全てが民主主義になるのが良い、とは高木は思えません。例えば、インドや中華人民共和国は、人口10億人を超える巨大国家ですが、民主主義では意思決定が遅くなりますし、「多数決の原理」になってしまいます。しかし、両方の地方とも「多数決の原理」で国が動いたことは、歴史上1度もありません。全て独占、独裁なのです。中国は共産党による軍、国土、法律が独裁で決められます。インドは民主制を取っていますが、ガンジー一族など、インド建国時の権力をもった家族がずーっと続いていて権力を独占しています。古代ローマも、領土が広がっていくと民主制から皇帝による独裁制に移行して、大成功しました。また、中華人民共和国は、無理やりチベットとウィグルを併合しました。民主主義にするとこの2カ国が完全に独立することになります。すると、経済的に衰退してしまいます。それが中国自身のみならず、世界経済を衰退させてしまいます。以上が高木の考えです。参考になれば幸いです。同意する必要はありません、むしろ○○くんの考えを深めていって下さい。

○回転扉の件で、フェイル・セーフなどの用語が一番印象に残っていて、この授業で始めて知った言葉でもあったので今でも覚えています。

返信:技術者倫理の基本用語を一番覚えているのは、講義全体の土台を見ている、ということですね。素晴らしいです。フェイル・セーフやフール・プルーフは、現在の身近な生活の殆どの物に含まれています。そうやって新しい世界の見方を獲得してくれたので、講義をやれてよかったなぁ~と感じました。有り難う御座います。

○天皇は自分より他人を考えているというが、本当にそうだろうか。死という最大のリスクより、死後の尊敬を考えたのかもしれない。結局自分が満足していることをしているだけではないのか?

返信:鋭い疑問ですね。○○くんは切り込み口が、これまでも独特で鋭かったのを覚えています。何度も驚かされました。孔子は「考えるだけで知識を獲得しない人は危ない。考えないで知識だけ獲得する人は浅い」と言っています。是非とも、○○くん自身の心の声を十分なものにするように調べていって下さい。

○天皇は形だけの存在と誤解していたが、民主主義の理想的な人ということが分かった。普通の人が出来ないことをやられていたので考え方を改めたいと思いました。

返信:「天皇は形だけの存在」というのは、高木も学校で教わりました。そして同じく、大人になってから、その間違いに気が付きました。天皇家の継続性のみならず、昭和天皇や今上天皇陛下のご努力の積み重ね、生き方の積み重ねに本当に頭が下がる想いです。では、○○くんはどのように生きていくか、そのヒントをもらったと思って下さい。高木は、そういう人がいることに勇気をもらっています。サボりたくなるのですが、ちょっとだけ頑張れるのです。本年度のブログも大変ですが、勇気をもらってつづけてきました。有り難う御座いました。

○民主党とは一体何だったのか。今の民主党はやっていることが日本の民主主義に反しすぎてる、と思う。自分たちの給料のために増税とかバカかと。

返信:「民主党は一体何だったのか」は、根本に向かう良い質問です。高木の知っている範囲で答えます。民主党には「綱領」がありません。つまり、「目標」がない政党なのです。世界の中でそういう党が政権を取ったのは、今回の民主党だけではないでしょうか。ちなみに、自民党の綱領は「自主憲法制定」です。60年間、安部政権の国民投票法以外放置してきました。そして逆に、「目標がない政党に任せた理由」も考えてみましょう。それは
 ①自民党のダラダラした利権政治への反抗
 ②目の前の餌だけをウソでも信じた国民
 ③民主党のウソを支持して都合の悪いことを報じなかったマスコミ
の3つではないでしょうか。
 ①はまだ変わっていない、と思います。自民党には40代以前に素晴らしい政治家が何人もいます。しかし、森首相が虚偽であろう引退宣言などで影響力の行使を目指すようにまだまだ残っています。
 ②は子供手当の嘘、行政改革で16兆円も出てくるという小沢氏を中心とした嘘、高速道路が無料になる嘘、赤字国債などを無くすという嘘、などが収入と支出で判るのに目をつぶったことです。高木は、民主党の政治家には殆ど政策秘書がいないから実際には官僚に支配されてしまう、と選挙前に指摘していましたが、周りの人々は、両親を始め政治に関心がある人々も耳を貸しませんでした。また、全く関心を示さない学生を中心とした20-30代がいました。それらは日本国民の責任だと思っています。
 ③代表的なのは「麻生自民党総裁VS鳩山民主党代表」の直接討論をマスコミは、事実をまげて報道したことです。私はニコニコ動画で通しで2回見ました。鳩山代表の言う事は子供の言う事と同じですし、数字も上げられず全く本質も分かっていませんでした。しかし、それを「公平」にマスコミは報じませんでした。国民に判りやすい形で示したのは、既存のマスコミではなく、インターネットでした。日本ではニコニコ動画でした。TV局は重要だけれども長いこのようなビデオを深夜枠で流せば良いのです。現在、TVをそのまま見ている人の割合は減っています。ですから、深夜枠でビデオに取って見る人は数多くいます。TVが「幼稚な大人と子供ばかりを対象にしていること」は、明らかですが、このような国家の運命を4年間決める重要な放送をしなかったこともその1例になるでしょう。現在、TV局は民主党を非難しますが、その民主党を「国民の知る権利」を妨害した反省は見られません。TV局の編成も変えていません。ですから、益々TVではなく、インターネットに移ってしまうのです。
 深い質問を有り難う御座います。進められたアニメみましたよ。とっても可愛かったです。特にこなたんに似ながらの長い髪がw 今は「氷菓」を見ています。面白いです。またお薦めがあれば教えて下さい。

○倫理を考えれば考えるほど人って汚いなって思います。

返信:正直な気持ちを有り難う御座います。事実を深く見ていくと闇や嫌悪が出てきます。ですから、これは○○くんが倫理を深く考えた結果なのですね。汚さで立ち止まらないで、さらに一歩踏み込んでいって下さい。「清濁併(せいだくあわ)せのむ」という諺があります。併せて飲む、という気持ちを持ち続けて下さい。仕事も結婚も家族も同じだなぁ、と今年になってさらに実感しています。ご参考下さい。

○提出プリントの返却の仕方が分かりにくいので、もう少し何らかの工夫をして欲しい。

返信:学科ごとには分けましたが、月ごとや曜日ごとに並べる工夫があれば良かった、と思いました。参考にします。どうも有り難う御座いました。

○日本はアメリカの開発技術体制を見習うべきだと思った。

返信:その通りですね。是非ともそのように変わって行って欲しいです。個人個人の素晴らしい人は日本社会の中にいますし、町工場の持っている世界レベルの技術も個人に依存しています。ただ、現在の最先端の自然科学の分野では不利ではないか、と思います。また、半導体や有機ELのような巨大技術開発でも開発技術体制を見習ってもらいたいです。有り難う御座いました。

○4年間講義を受けていて一番ためになった授業だと思う

返信:嬉しいコメントを有り難う御座います。私も大学時代を思い返すと、一番ためになった授業は文系の授業でした。それがきっかけになり現在の道に進んできました。○○くんも、今回の授業で何かをつかみ、新しい道のきっかけにして下さい。他に4名の人が同じように述べてくれましたが、それには○○くんの心の時期もあったのだと感じています。他の200名以上の学生の皆さんは同じ授業でも「一番」とは感じなかったのですから。そう考えると、今、○○くんは、たった今、成長する時期なのではないでしょうか。授業のみならず、今まで気になっていた本を読んだり、一般の人向けの講座や講演を聞きに行くのをお奨めします。是非とも今の伸びる時期を大切にして下さい。人生で何回もないと思います。

○日本の倫理はあまり好きではないので、外国を見習った方がいいと思う。

返信:正直な意見を有り難う御座います。○○くんの言う「外国」とは具体的にはどこの国でしょうか。同じアングロサクソンのアメリカとイギリスでも大きく違いますし、フランスやドイツなどはもっと違います。さらに、中国や朝鮮半島も大分違います。どこでしょうか。そしてどの点が好きではなく、どの点が見習った方がいいのかを聞いてみたいです。中国との違いについては、昨年度の「講義録15-1「個人主義と集団主義」」
http://takagikenziro.blog.fc2.com/blog-entry-68.html
にあります。ご参考下さい。

○津波の時に、最後まで避難を呼びかけ続けた2人の方は、凄いと思う。こんな人たちが他にも多くいたという事実に日本人に生まれて誇らしくなった。(自分が出来るかは解らないけれど感動した。)(天皇陛下や民のかまどの話も、聞くことが出来て良かったです。)

返信:誇らしくなった、嬉しい言葉です。私も実はこのお話を聞いた時、全身から涙が出た気がしました。動画があります。いつ、リンクが切れるか判りませんが。
http://www.youtube.com/watch?v=IBUWQVrbdn4
三浦毅さんが少し分かるHPです:http://blogs.yahoo.co.jp/pdc02246/43325765.html
普通の人がピンチになると倫理行動をして多くの人を救う話は1000年以上前からあるそうです。是非、以下の本をどうぞ。きちんと歴史的事実を調べた上で書いてある本です。
『語り継ぎたい 美しい日本人の物語』 占部 賢志 致知出版社 1470円

>自分が出来るかは解らないけれど
正直な言葉がとっても嬉しいです。私もこの話を聞いた時、何が出来るんだろう?私には出来ないなぁ~と思いました。1年以上が経って思うのは、「赤ちゃんを大切にして、仕事を一生懸命やる」ことがお二人と同じ行動なんだと思っています。手を抜かないで1つ1つきっちりとやることにしています。有り難う御座います。

○最初のころはこの授業は難しそうだなと思っていた。実際に授業を受けると難しかった。先生の話は分かりやすくで面白かった。

返信:授業は難しい内容を扱いました。その点を理解してくれて良かったです。数年前でしょうか、最初にやった授業よりも数倍難しい内容になっています。それは講義中にも説明したように、「全て理解してもらう」ことよりも「50~70%の理解」の方が後で役に立つ、からです。倫理の問題は、大学院進学にしても就職にしても、無職で世界一周するにしても関係してきますから、残りの30~50%の理解できていない部分を考えて埋めて行ってくれると思うのです。その際に、あ~この先生むかつくし、適当にやっているから、いいや~考えないで、となると残りの30~50%を埋めるお手伝いが出来ないでしょうし、むしろ邪魔してしまうでしょう。授業が少しでも役に立てそうですから、○○くんのコメントは本当に嬉しく拝見しました。有り難う御座いました。

○15回の授業があっという間に感じました。身近なものについて勉強をしてきたので考えやすい所もあったが、人の意見を聞くことで自分の考えも変わるようになって良い授業でした。

返信:あっという間、でしたか、集中してくれたのですね、嬉しいです。学生の皆さん同士の意見の交換は、先輩たちの学生コメントを参考にして取り入れたものです。最初は、300名教室で200名を超えていたので中々出来ませんでしたが、50名程度でお願致します、と無理を言って聞いてもらいました。ですから、諸先生方や大学当局の方々に感謝したいです。有り難う御座います。私にとっても15回、あっという間でした。十分な講義が出来たかどうかわかりませんが、まとめを作って反省してみたいです。まとめは、今後掲載予定です。有り難う御座いました。

○今まで考えたことのなかったことばかりの講義だったので楽しかったし、面白かった。自民党はマジでMS(モビルスーツ)を作ろうとしているんですかね? 本当ならパイロットになりたいです。『○○○ ガンダム いきまーす』って言ってみたいです。

返信:夢の話を有り難う御座います。ガンダムは私も乗りたいです。静岡に来た時にも東静岡駅北口に行きました。質問ですが、多分議論で終わるでしょうね。狙いは若者層、特に政治に関心がない人々に向けてのメッセージではないでしょうか。ガンダムじゃないですが、実現不可能、と言われるものに資金を掛けて結局成功した、という例は、技術史に幾つかありますしね。政治の力を技術と切り離して考える人=若者や理系の一部の人にはいいアピールになるのではないでしょうか。そんな風に感じました。有り難う御座います。

○(問3)組織の大きな団体になるとその影の闇や誰も知らないことを隠して体裁や面目を守ろうとして周りを見ないという人の愚かさが伝わってきました。

返信:深いです。人の愚かさ、実は、そこに問題の多くがあるのかもしれません。主義や主張の対立や貧困や環境問題などの根源に、人の愚かさがあるのではないでしょうか。イエスやブッダも同じことを言いましたし、孔子や荀子も同じです。実は、アフリカが独立してから、ヨーロッパの良心派の人々がアフリカの経済的独立のために幾つもの努力を重ねてきました。もちろん、それまでと変わらない形を変えた植民地政策を続けるNGOや国際機関などもありましたが。しかし、良心派の人々に広がったのは「アフリカへの絶望」でした。それは、貧しくなれば援助が受けられる、豊かになれば殺し合いをする、という人の愚かさです。自分たちは努力をせずに、「自分達が貧しいのはヨーロッパのせいだ」として「援助を受けるのは当然」という態度なのです。
 日本でも同じではないでしょうか?
 民主党を応援して偏った報道をしたマスコミは反省せず批判する番組体制です。取材力も低下しています。私を含めた日本国民は自分達が選んだのに「民主党じゃ駄目だね」と簡単に言って終わりです。自分の選んだ責任を反省しません。そこに横たわっている人の愚かさ。この点に気が付いてくれて本当に良かったです。講義やって良かったです。有り難う御座います。

○(問3)授業を通して「いろんな角度から考えること」が印象に残った

返信:印象に残ったことが、講義のテーマ「公平さ」でした。それは○○くんがきちんと講義をつかまえてくれたからでしょう。有り難う御座います。自然科学以外は、「正解が多数ある」状態です。それなのに、1つの正解しか見ない、1つの視点しか受け入れない、というのは問題だ、特に学術的に問題だ、と思います。その点を伝えられて良かったです。

○天皇のことについて、ニュースをみると私は、なんでこんなに天皇は、敬愛されているのだろうと思ったことがあります。その疑問が今日理解できました。天皇がいたから日本という素晴らしく豊かな生活ができるのだと感じました。昔から天皇は国民のことを想い、国民と同じ立場に立って、出来ることをしてくださっていた。天皇って本当に凄い人なんだと思い、私もそんな人になりたいと思いました。3,4か月間の授業楽しかったです。ありがとうございました。

返信:こちらこそ、毎回しっかり感想を書いてくれて励みになりました。有り難う御座いました。天皇陛下が敬愛されている点について疑問を持っていたのですね。その疑問を持つのを今後も大切にして行って下さい。何故だろう?が学問の出発点であり、かつ人間が手に入れられる最も豊かな生活を手にできる唯一の鍵ですから。お金も、名誉も、地位も、異性もそれらの豊かな生活を与えてはくれません。日本国のこの伝統は世界で唯一ですが、もっと凄いのは、その精神を普通の日本人が受け継いでいる点です。講義でも紹介した東日本大震災の三浦さんや遠藤さんのお話がその代表です。また、フクシマフィフティーと言われる福島原発で命を掛けて作業をしている技術者の方々です。先月から今月(8月)に掛けて、東京電力の社員よりも劣悪な環境で作業をしていることが報じられています。それでも日本のために一身を投げ出されているのです。高木は寝る前に毎日「有り難う御座います」とお礼を言っています。コメントの返信で紹介した本には、1000年以上前から、そういう日本人がいたことを教えてくれます。きちんと歴史的事実を調べた上で書いてある本ですし、お奨めです。今年の建国記念日に浜松で占部先生の御講演を聞いて感動して早速読みました。
『語り継ぎたい 美しい日本人の物語』 占部 賢志 致知出版社 1470円

○(問3)全体を通して、やはり他(多?)方面から物事を考え、生徒の意見を尊重していることです。

返信:アイザック・ニュートンが「私は真理の大海の前の砂浜で遊んでいるにすぎない」という言葉があります。ニュートン力学という人類の歴史を進歩させた当人でさえ、このような発言をしています。しかも、私の担当する人文科学は「正解は多数」という学問分野です。高木の能力が足りませんし、足りたとしても学生の皆さんと一緒に考えることが、大切な学問分野だと考えています。それが「尊重している」と映ったのかもしれませんね。有り難う御座います。

○(問3)一番最初に黙祷をしたことが、一番印象に残っています。授業内容では、原発での利益の出し方についてです。

返信:黙祷が一番印象に残ったのですね。そうでしたか。昨年度も黙祷を捧げたのですが、実は決断する前に迷いました。黙祷をする講義に出会ったことが1度も無かったからです。小学校、中学校、高校、大学、大学院、そして数々の講演会などでも黙祷を最初にすることはありませんでした。けれども、日本のために、社会のために、自分の命まで投げ出された人のことを考えると、尊敬の念が止まりませんでした。そして、三浦さんと遠藤さんのお話が決定打となりました。やって良かったと思っています。学生の皆さんに何か伝われば、と願っています。有り難う御座います。

○「内部告発」 社会に反することでも、自分を意見を通すのが大事だと思ったから。

返信:嬉しい言葉を有り難う御座います。○○くんはきちんと自分で自分の意見を考えてまとめられる人ですね。これまでの感想でもそう感じてきましたが、今回ははっきり分かりました。目の前の社会に反することでも、日本社会全体に反しないことを大切にして行って下さい。高木もそのように活きていきたいと考えています。

○最後のまとめの民のかまどについては知らなかったが、とても印象的でした。

返信:嬉しいです。講義録15-3、15-4に他の話も書きました。日本の歴史にはこうしたお話が綺羅星の如く溢れています。大東亜戦争時の硫黄島の戦闘、沖縄の学徒看護隊の話から始まり、1000年以上前の話まであります。他の人のコメントでも紹介した本を是非どうぞ。
『語り継ぎたい 美しい日本人の物語』 占部 賢志 致知出版社 1470円

○公衆の福利、倫理など言葉は知っているけど意味を分かるようにできた。

返信:有り難う御座います。具体例でなるべく現在進行形で関わりある例をと工夫してきて良かったです。ただ、解釈は高木の解釈ですから、○○くんが実際の人生の中で、これでいいのかな?と批判的に検討しながら作り上げていって下さい。私もそうしてきましたし。

○今の社会では技術者が「もの」みたいに使われていて何か悲しかったです。

返信:率直な感想、嬉しいです。確かに「もの」のように使われている面があります。しかし、パートやバイトも「もの」のように扱われています。これも、悲しいかなアメリカの影響です。「人材」という言葉が80年ごろから広がってきました。これは「人間の材料」という意味です。英語では「a person of talent」、「その人の才能」と言う意味で、役に立つ才能だけにお金を払う、という考えです。しかし、実際に日本社会で働けば、いるだけで職場が安心する人、普段は働かないけれど危機の時だけは凄い人などなど沢山の人がいます。そういう部分を捨て去ってお金の対価となる「人間だけ」を集める、派遣する、という方法です。要らなくなったら終わり。本来は蓄積や伝承の部門には合わない考え方なのですが、それが社会の主流となって技術者まで及ぶようになりました。
 そもそも、アメリカでは凄い技術を持てた人は直ぐに起業して大金持ちになります。他方、日本では町工場が抱え込んで利益が日本全体に使われてしまう。だからこそ、日本では貧富の差が少ないのです。「もの」みたいに使った結果が、日本全体を豊かにしてくれているのです。福島原発事故でも、現場の協力作業の方々は東京電力の社員よりも危険な現場に立ち、待遇も非常に劣っています。しかし、その人たちが現在の福島を、日本全体を救って下さっている。
 悲しみ、を忘れないでください。これから多くのことに気が付いていくことでしょう。苦しむことでしょう。そして大きく成長することでしょう。有り難う御座いました。

○先生が紹介した本を買おうとしたら高くて何冊も買えない、と思いました。中古で売っていませんか? 先生のお陰で、また新聞やニュースを細かく見るようになりました。

返信:新聞やニュースを見るようになってくれたこと、嬉しいです。私もこの講義をしていなければ、新聞やニュースを見ていなかったでしょう。一緒ですね。さて、紹介した本を買おうとしてくれたことも嬉しいです。私はだいたい、Amazonの中古本で購入しています。送料は250円掛かりますが、1週間以内に配送してくれるし、トラブルは1回もないし(100冊以上買っていますが)、安いし、です。お奨めです。
http://www.amazon.co.jp/

○マクドナルドのDVDをゲオで探しているのですが見つかりません。どうしたらいいですか?

返信:マクドナルドの話に興味をもってくれたのですね。ゲオは、どこのゲオを探したのでしょうか? 住んでいる場所はどこでしょうか? それが分かりませんので何とも言えませんが、Amazonでは、中古で1200円で売っていました(平成24年8月2日15:52現在)。住んでいる場所が分かりませんのでお薦め出来る唯一の方法になります。これからも興味関心を大切にして行って下さい。有り難う御座いました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC-DVD-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B00067HDY8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1343890180&sr=8-1

○アメリカに行けば技術を認めてもらえるのだろうか。アメリカのお金90%は少ない人が持っているのに儲かるだろうか。

返信:どのくらいの技術を持っているかによります。次に、起業するのに成功するか、によります。特に起業方法と会社を法律的に守る方法は重要になってきます。アメリカはPL法(製造物責任法)が強いので、一発で会社がつぶれることがあります。儲かる、とはどのくらいでしょうか? 年収1億2億くらいなら、技術者では普通にいますよ。アメリカでは理系の大学院博士課程卒の平均給与が4000万円です(何年か前のNEWSWEEKが出典です)。日本の総理大臣の給料と同じで、かつ東京大学の学長よりも高くなります。
詳しくは:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyuyo/dai2/2siryou2.pdf
一般論ですが、アメリカの企業では日本よりも特許等に厳しくて、正当な、あるいは比較的高い金銭対価を払ってくれると思います。

○今まで気になってはいたが、中々じっくり考えることがなかった事柄が多くて、とても有意義な講義でした。これからは少し時間を見つけて積極的に考えていきたいと思います。

返信:正直なコメントを有り難う御座います。私も同じです。この講義が無ければ、東日本大震災のこと、福島原発事故災害のこと、スーッと流してしまったでしょう。多分、マスコミの言う偏った見方を、自分の考えであるかのように錯覚して。ですから、私もじっくり考えられて良かったです。この講義が終わっても、○○くんを見習って少し時間を見つけて積極的に考えていきたいと思いました。嬉しいです。有り難う御座いました。

 以上になります。
 沢山の素晴らしい感想を学生の皆さん有り難う御座いました。一部だけですがご紹介させて頂きました。
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