講義録7 内部告発 法律と倫理の狭間 ミートホープ事件

(文意不明、言い回しミス、誤字脱字は沢山あると思います。何とかお読み下されば幸いです。)

 何とか、終わった、という感じで講義が終わりました。

 前日は高熱が出て、喉が痛くなり咳が止まらなくなったので講義中にも関わらず失礼して、トローチを初めて舐めました。最初からマイクを使ったのも初めてでした。

 そんな時こそ、自然が美しく見える時です。帰りのバスを待っている時、向かいの若苗色、萌黄色、青磁色、老竹色、千歳緑でカラフルに染まる小高い丘は、美しく風になびいていました。

色の名前のHP:http://www.color-sample.com/color_coloring/japan_name/green.html

 カラーコーディネーター2級の試験の時は覚えましたが、大分忘れていました。

 枕が長くなりました。

目標

 :法律と倫理のはざま、特に初期の事故予防という倫理の特徴を知る
 :濃度規制と総量規制の問題について知る
 :内部告発が反応として大分リスクがあるという位置を知る
 :内部告発の実際上のリスクを知る
 :内部告発以外の反応も知る
 :実際に内部告発した事例、ミートホープ事件の赤羽喜六氏のケースを知る
 :内部告発に対する学生自身のイメージと実際の社会の反応を知る(関連性があれば考える)
 :三段論法で書いた文章を広げていくテクニックを知る

紹介した本

 :『告発は終わらないーミーとホープ事件の真相』 赤羽喜六 軸丸靖子著 長崎出版

紹介した新聞
 
 :静岡新聞 平成24年5月22日朝刊 3面 「震災がれき、新たな課題 広域処理阻む大量の不燃物」

配布プリント

1枚目
 (表):藤本温(代表) 『技術者倫理の世界 第2版』88,89P
 (裏):藤本温(代表) 『技術者倫理の世界 第2版』90,91P

2枚目(B4サイズ)
 (表):先輩の素晴らしい回答例 平成19年5月1日分 B5で2枚分
 (裏):『告発は終わらないーミーとホープ事件の真相』76,77,88,89P

2枚目(B4サイズ)
 (表):『告発は終わらないーミーとホープ事件の真相』102,103,180,181P
 (裏):『告発は終わらないーミーとホープ事件の真相』210,211P

宿題

 題1:震災がれきは受け入れるべきである、と述べなさい。(技術的に安全であるとして)
 題2:震災がれきは受け入れるべきではない、と述べなさい。(技術的に危険であるとして)
 題3:題1と題2を踏まえて、自分の考えを書きなさい。


 -講義内容-

 今回は、高熱を出したのでマイクを使うことと講義中に失礼ながらトローチを舐めることを伝えました。

 そして配布プリントの説明からです。

 まず、1枚目の(表)を見てもらいました。5年前の平成19年5月1日に出された宿題付きプリントです。具体的に読み上げながら説明しました。

1) 最初に三段論法で肯定側と否定側を書いたあと、自分の意見を否定側に決めて書いている。
 宿題の題1と題2は肯定側と否定側に分かれています。この具体的な書き方があるので、参考にしながら宿題を書いて欲しいと伝えました。

2)事実の具体化が3つある
 三段論法はあくまで骨子です。肉付けしていくのは、事実を具体化する必要があります。前に「三段論法はこんなに短くていいのだろうか?」という学生さんのコメントがありました。事実の具体化をしていくと長い文章になっていきます。

3)接続詞を、事実から論拠に移る時に使うと分かりやすくなる。
 引用文中では「つまり」でした。このように接続詞を使うと、文章全体にリズムが出てきて、分かりやすく、伝えやすくなります。

4)事実と論拠の並列によって説得力を増す
 事実は具体化によって長く書くことが出来ますが、それは事実を深めた、ということです。沢山の事実を持ってきて1つの事実にする方法もあります。論拠も同じです。このように並列にしていくことでより説得力が出てきます。実際の先輩の文章なので伝わりやすいと思います。

 本人にOKをもらっているので毎年引用しています。新聞部であったと記憶していますが、普段から文章を書いている人は、さっと口で言われただけで比較的できるようになります。とはいえ、最後の期末試験で「まだまだ三段論法が出来ていない」と本人は書いていましたが。
 しかし、私もそうでしたが、今もそうですが、中々文章が上手くなるのは難しいことです。ですから、1つ1つ意識して学びながら上手くなっていって欲しいです。文章を書く力は大人では必須ですので。

 次は宿題についてです。

 新聞を見てもらい、その後教室内を回してもらいました。その新聞に「震災がれき」のことが書いてあります。震災がれきは、島田市で受け入れて本格的に焼却が直ぐ始まるところですので、取り上げました。昨年は荒茶でしたが今年は静岡県で出ていませんので、しかし根本問題は残りますので、時間の都合がつけば取り上げます。
 震災がれきを取り上げた理由は、現在の震災の問題が凝縮している点と、もう1点、本日の濃度規制と総量規制に関係するからです。今回の大きなテーマは、内部告発と、この濃度規制と総量規制の大きな問題です。最後の1点は、科学的データが肯定側、否定側の双方から出ているからです。

 次に、濃度規制と総量規制についてです。

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