スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

講義録21 情報倫理としての福島原発事故

 後期が始まりました。
 講義録1~15を行った大学とは別の大学で、「原発事故から学ぶ」と題して教養講座15回の中、6回の講義が本日始まりました。受講生8名(1名忌引により欠席)です。少ない人数だからこそ出来る講義にしたいと考え、色々と工夫をしていきたいです。

 講義方法

①講義録1回分を読んできて3つの感想を書いてくる。
②講義録と講義中の質問を合わせたレポートで1回の出席とする。
③感想は何を書いても減点の対象とならない。

 目的

④教養の意味を知る=原発事故を起こした根本原因である。
⑤現在の日本の状況を客観的に知り、未来を考える。
⑥その客観的な視点から、自らを捉える。

 少し真面目に書きましたが、8名の講義ですので、学生の皆さんと意見を交わしながら、講義をなるべく進めていきたいと思っています。コミュニケーションを増やすと目的が失われる場合が良くあるので、自らへの戒めも込めて真面目に書きました。

 第1回は、教養講座Fなど他の講座と一緒に履修登録だけで終わりました。担当される先生で参加されない方が多かったですが、私は宿題があるので、そのプリントを配るために参加しました。第1回に参加した限り、どうも予習があるのは私だけのようでした。そして参加数が最も少なかったのです。ですから、大分期待していました。私自身、大学生の時「楽に単位が取れて就職できればいい」と思って講義を受けていたのですから。それでも、「原発事故に学ぶ」と題された難しそうな講義を、他の講義はビデオを見るのが主な講義もある中、宿題がある講義を取る学生の皆さんはきっと意識が高いのだろう、と考えたのです。第1回を終わってみて、その予想は見事に的中しました。とても嬉しいです。質問がスッと出てきて、沢山の質問がありました。手を挙げないまでも、意見を求めるととても意識の高い返答がありました。講義が終わった後も2名も話に来てくれました。終わった後「楽しかった~」というのが正直な感想です。来週の講義が今から楽しみです。

 宿題

講義録10~10-5までを読んで
 1.最も印象に残った箇所
 2.もっと説明して欲しい箇所
 3.感想

 -講義内容-

 さて、講義内容に入っていきます。講義内容は再構成してあり、また、補足が入っています。
まず、自己紹介などをすっ飛ばして「教養とは何か」を問いました。

問1 教養とは何?

 皆さんの書く姿と内容を見ながら、自分の言葉を持っている人が多いことに嬉しくなりました。高木が考える教養とは、

・教養:自分の心の声を聞いて、自分で努力して、わかった!!という喜びを知ること

 です。これに対して教養がないこととは

・教養なし:他人の声(評価)を聞いて、他人のために努力して、自分を決めること(評価や行動)

 です。例えば、東京大学に進めば教養ある人になるでしょうか? 何か違うものを感じるでしょう。それは東京大学は偏差値と言う他の人と比較してテストの点が取れる人が入れるからです。それは所詮他人依存でしかないのです。もちろん、東京大学に入りたい!と自分で決意して入った人、という訳ではありません。また、スポーツや茶道などを修めている人を「教養ある」と言います。これは、自分で茶道を勉強したい、という自分の心の声を聞いて、努力して、そしてその中にある喜びを知った人を指すからです。
 もう少し比較してみましょう。他人の評価で自分を決める人は、優勝したかしないか、でしか勝負を判断しません。結果がすべてだよ、という言葉に現れます。他方、「勝利に勝る負けがある」という言葉は、勝負に参加した人(人々)が、勝利する以上に、あるいは勝利するよりも喜びを得た、ということを指します。
 高木は、大学時代、教養なしでした。というのも、大学から始めたバスケットが楽しくて大学生活は充実していました。年間100冊本を読むという目標も毎年達成していましたし、日本全都道府県を回る、という目標にも休みごとに旅行して達成しようとしていたからです。けれども、「私のいる大学は、偏差値が低い」と悩んでいました。だから、目の前の充実した生活よりも他人の評価を気にしており、優先していたのです。気が付いていても落ち込むことも多々ありました。教養がなかったわけです。
 この考えが、実は福島原発事故前後にはっきりと現れています。頭の良い人=学歴の高い人に任せていれば大丈夫、「原発は不安?」と想う自分の心の声よりも、他人の評価が高い東京大学などの大学の専門家、電力会社、日本政府に任せていれば大丈夫、と優先していた訳です。これが見事にはがれ落ちたのが、福島原発事故です。当初、日本政府、東京大学の先生、マスコミがこぞって「放射線被曝は大丈夫です」と言い続けていました。そこで語られたことは「偏り」がありました。たまたま講義の前にお話した老境の大学の先生が、

「大震災の時、マスコミは遅かったですし、ネットやニコニコ動画の方が速かったですし、正確でした」

 と言われたのです。私が水を向けたからではなく、すっと言われた。老境の先生がニコニコ動画を知っていることにまず驚きましたが、それだけ日本国民が情報を正確に知りたかったから、ネット、ニコニコ動画が知られたのでしょう。これは情報が偏っているという点で、情報倫理の問題になります。そしてそれが、福島原発事故をきっかけに国民に知れ渡ったのです。情報倫理の1つの転換点として福島原発事故は、事故防止という技術倫理以外にも大きな意味を持つと考えます。
 また、ある転勤族の奥さんが東京にいた時に、放射線被曝の情報が後出しだった、という話を聞きました。「安全です」として売られていたのに後から「実は何ベクレルでした」という風に情報が後出しになっていたそうです。この放射線被曝の問題は、国民に正確に伝わっていないのではないでしょうか。これも情報倫理の問題です。つまり、日本国という民主的な手続きを踏む国家にあり、報道の自由が制限されていない状況にあっても、「情報が偏る」というのです。放射線被曝の問題で、「直ちに影響がありません」と言っていましたが、福島県内の子供の36%にしこりが見つかっています。

産経新聞「福島県内の子供36%にしこり 福島以外でも甲状腺検査へ」
2012.8.27 11:24 [放射能漏れ]
 政府は27日までに、福島県以外の全国3カ所で、18歳以下の4500人を対象に甲状腺超音波検査の実施を決めた。東京電力福島第1原発事故を受け、福島県内の18歳以下の子供を対象に行っている検査では約36%の子供の甲状腺にしこりなどが見つかり、これらが事故による影響かどうかを見極めるためデータを集める。

 内閣府原子力被災者生活支援チーム医療班は「良性のしこりは健康な人にもよく見られるものだが、疫学的な調査がこれまでにない。福島県からできるだけ遠く、放射線の影響がない場所で調べる」と話している。

 同チームによると、福島県内で行っている検査と同様の方法で、来年3月まで実施。日本甲状腺学会などの専門医が担当し、疫学の専門家も加えて結果を検討する。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120827/trd12082711260006-n1.htm
追記:平成24年10月3日の毎日新聞ニュースに「結果を検討する」の続きがありました。それによると、事前に見解をすり合わせる「秘密会」があったようです。ニュース全文は最下部に転載します。

 甲状腺は主にヨウ素です。ヨウ素の半減期は8日。この間、日本国政府を含め「直ちに影響はない」と伝え大混乱を引き起こしました。私も当時、あの原子炉建屋が爆発する映像を見て「ああ、これで20兆円規模の損害が出る。さらに海洋汚染はどうなるのか(過去に事例がないので)、土壌の汚染が出て(チェルノブイリ級ではないですが)、人が住めない地域が出てくるだろう」と思っていました。ここで、学生の皆さんに聞いてみました。

問2 原発事故直後はどう思っていましたか?

問3 現在は原発事故についてどう思っていますか?

 こうした情報倫理の問題は、実は日本のマスコミの体質とそれを支える事実を明らかにしてくれました。例えば、日本では新聞を出す時に、他社との記事のすり合わせをします。例えば、A社、B社がニュースXを報じているのを確認して、C社がニュースXを報じるのです。つまり、横並びです。自分の社だけが報じていないと仲間外れになると嫌だから、とすり合わせをするのです。ですから、日本の新聞は、どの新聞も同じようなニュースしか報じなくなってしまうのです。特別な場合を除き、このような事実によって横並び体質が出来上がり、ニュースXはその偏りのまま報じられることになります。C社がニュースXを報じる時、自分で調べずにA社、B社の原稿を見て、文章を縦から横にするだけだからです。こういうことの典型は、福島原発事故以前にも、菅総理の「平成の開国」やTPPなどでも問題になっていました。もちろん良い面もありますが、情報が偏ること、また、権力の強いものに利用されることという弊害が出て来ます。最も近い例は、中国の尖閣諸島の問題でしょう。他の新聞社が中国政府の発表やデモ参加者の話を載せているから、ということで「横並び」しました。日本国内でも「反中デモ」が起こっているのに報じません。これについては1つ前の記事で書いてありますので、良ければご参考下さい。
 「尖閣諸島に対する反日デモの論点整理と検討」 http://takagikenziro.blog.fc2.com/blog-entry-192.html

 また、福島原発事故後、新聞社やTV局は記者を「50キロ以内に入れさせない」という決まりを自分達で決めたそうです。「福島は直ちに危険ではない」と報じておきながら、自分達は50キロ以内に入らない。入らせない。そしてそれをフリーランスの記者にも求めたので問題になりました。さらに、現在福島原発構内に、フリーランスの記者を入らせないという規制を設けており、それに対して抗議声明が出ています。

「細野豪志原発担当相の現地同行取材に関する申し入れ
 2011年11月2日
 原発担当大臣 細野豪志 様
 2011年11月2日
細野豪志原発担当相の現地同行取材に関する申し入れ
冠省
 細野豪志原発担当大臣におかれましては、昼夜を問わず全力で政務にあたられていることに心より敬意と感謝の意を表します。
 さて、11月1日、細野大臣は国会内で行なわれた閣議後記者会見で、11月12日に東京電力福島第一原子力発電所を現地視察し、記者団に敷地内での同行取材を認めると発表されました。しかし、発表によると、同行取材が認められているのは内閣記者会加盟19社、福島県政記者クラブ7社、外国プレス代表取材の計36人に限定されています。
 原発事故発生直後より、自由報道協会所属の雑誌記者、ネットメディア記者、フリーランス記者たちが東京電力や政府統合対策本部に対して継続的に原子力発電所内の取材活動を求めてきたことは大臣もご記憶のことかと存じます。つきましては、改めて下記の通り再要望いたします。
草々

福島第一原子力発電所敷地内での取材を、内閣記者会、福島県政クラブ、外国プレス代表取材に限定することなく、すべての報道陣に公開することを求めます。
以上
自由報道協会 暫定代表 上杉隆
」http://fpaj.jp/?p=1881

 さて、それでは海外のメディアに目を向けてみましょう。例えとして現在最もホットな中国の反日デモです。
静岡新聞平成24年9月27日朝刊には、「「領土守る責務果たす」首相国連演説 国際法で平和解決」という記事があります。これも、先ほどの教養なしと同じです。日本政府が自分達で中国のトップや実際に動かしている中国軍のトップと話し合いをしないで、国連で演説しているのです。これではどこの国が助けてくれるでしょうか? 自分達の国できちんと問題を整理して、解決するために軍事力を使い(しつこいかもしれませんが戦闘行為ではなく)、平和を安定させた手段を終えた後、国連で演説ならば分かるのです。他の新聞も尖閣問題については、国連に棚上げのような論調です。これに対して、NEWSWEEKは以下の原因を挙げています。

A)中国の最高指導者胡(こ)氏のメンツをつぶしたから
B)日中両国がナショナリズムに走りたいから
C)反米
D)東アジアが新しくなる現れの1つ
E)中国国内の貧富の差などの不満を外にそらせるため
F)中国共産党の派閥争いの1つの現れ

 です。こうした現状分析や視点が1つの週刊誌に載っています。さて、その上で読者はどのように考えますか? と評価=結論を決めていません。しかし、日本の新聞の多くは、事実の情報だけでなく評価がくっついており、その評価が決まっているのです。これが

 情報倫理の問題の1つです。

「事実の情報だけでなく評価がくっついており、その評価が決まっている」というのは、敗戦後のアメリカ支配から作られ来た

 ということが出来ます。その典型例が、「原発は平和利用だから良いものだ」です。CIAの工作によって「アメリカは良い国だ」というイメージを植え付けるためにアメリカのホームドラマを流し、日本テレビや読売新聞が「核の平和利用」を盛んに言い立てました。それによって情報に偏りが産まれたのです。これは米ソ冷戦構造時代には利点がありました。アメリカ支配への従属によって得るものも、もちろん失うものも沢山ありましたが、ありました。しかし、現在はドルの凋落(ちょうらく)や反米テロ、アメリカの中東統治の失敗などで明らかなように、アメリカ支配への従属はデメリットが大きくなっています。中国の反日デモを話し合いにいったアメリカについて、「日本を守ってくれた」という論調がありますが、アメリカは中東支配を始め、世界を支配するために日本が利用できるから話し合いに行っただけであって、日本のためにではありません。これもまた偏りの1つですし、米ソ冷戦の構図をそっくりそのまま、米中冷戦の構図を当てはめて、日本の独自の軍事力や外交を評価しない、という見方でしかありません。日本の国土を守るのに、どうしてアメリカを最初に頼るのでしょうか。

 この中国の反日デモの話をした時、もう少し聞きたいですか?と学生の皆さんに聞いたら挙手がありましたので、話となりました。長くなりましたので、次に移ります。

 最後にまとめ、となりますが、教養とは自分の心の声を聞いて喜びを知ることです。ですから、大学では自分で勉強対象を決めます。高校までのように他人の決めたこと=教科書を正解と考えて学ぶのではないのです。しかし、現在大学は、教養ではなく専門性を大切にする大学が増えてきています。そして講義も学生の皆さん自身に考えさせるのではなく、大学の先生の言う事=唯一の正解、となってしまうことがよくあるのではないでしょうか。ですから、教養を大切にして行って欲しい、と思います。

追記
日時:平成24年10月3日
内容:福島県内の健康被害について
新聞:毎日新聞
URL:http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m040155000c.html
本文は、新しく講義録21補足 「情報倫理としての福島健康調査「秘密会」」としました。
URL:http://takagikenziro.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
以下は同じ内容です。





福島健康調査:「秘密会」出席者に口止め 配布資料も回収
毎日新聞 2012年10月03日 02時30分(最終更新 10月03日 05時14分)


秘密会のため福島県庁を訪れた検討委員会のメンバーら=2012年9月11日午後1時過ぎ、武本光政撮影
拡大写真
 東京電力福島第1原発事故を受けた福島県の県民健康管理調査について専門家が意見を交わす検討委員会で、事前に見解をすり合わせる「秘密会」の存在が明らかになった。昨年5月の検討委発足に伴い約1年半にわたり開かれた秘密会は、別会場で開いて配布資料は回収し、出席者に県が口止めするほど「保秘」を徹底。県の担当者は調査結果が事前にマスコミに漏れるのを防ぐことも目的の一つだと認めた。信頼を得るための情報公開とほど遠い姿勢に識者から批判の声が上がった。【日野行介、武本光政】

 9月11日午後1時過ぎ。福島県庁西庁舎7階の一室に、検討委のメンバーが相次いで入った。「本番(の検討委)は2時からです。今日の議題は甲状腺です」。司会役が切り出した。委員らの手元には、検討委で傍聴者らにも配布されることになる資料が配られた。


出席メンバー以下の通りだそうです。
URL:[PDF]福島県「県民健康管理調査」検討委員会委員名簿

『明石 真言 独立行政法人放射線医学総合研究所理事
阿部 正文 公立大学法人福島県立医科大学理事兼副学長(医学部病理病態診断学講座主任(教授))
春日 文子 日本学術会議副会長(国立医薬品食品衛生研究所安全情報部長)
神谷 研二 国立大学法人広島大学原爆放射線医科学研究所長・教授(公立大学法人福島県立医科大学副学長)(福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)
菅野 裕之 福島県保健福祉部長
児玉 和紀 公益財団法人放射線影響研究所主席研究員
佐藤 敏信 環境省環境保健部長
星 北斗 社団法人福島県医師会常任理事 .
安村 誠司 公立大学法人福島県立医科大学医学部 公衆衛生学講座主任(教授)
山下 俊一 公立大学法人福島県立医科大学副学長(福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)

高木コメント

 秘密会の見解のすり合わせが、どれほどか分かりません。この点についてはさらなる情報が必要です。また、資料の質もどの程度のものか分かりません。全ての情報を公開する必要がある、との立場に立ってはおりません。しかしながら、会議の存在を秘密にする、という点については反対です。福島原発事故当初、結果的に国民に虚偽の情報を流した点が何点も明らかになっています。また、情報管理、説明責任についても同様に欠陥がありました。これらに対して責任を取った政治家、官僚、企業人がいない現状、国民は県レベル、市レベルの行政機関に期待していたはずです。その信頼まで裏切ってしまうような行為につながりかねません。
 日本国民はどの情報を信じればいいのでしょうか。新聞社でしょうか? 日本国でしょうか? 県や市でしょうか? そもそも嘘があると言っているインターネットだけが国民の信頼を裏切っていないように思われてなりません。それでは何のためにマスコミ、日本政府、県や市があるのでしょうか。高木は4月からある公的な会議の委員になりました。そこではニュースで流される情報とは全く違う公平で国民を思う視点で会議が行われています。また、これまでの県や市レベルでの行政機関が国民のために運営されているのを考えると、こうした会議の80%以上はしっかりと行われている、と推測します。
 しかし、こうした最も重要な幾つの会議で、このような欠点がボロボロと出てきてしまうこと、ここに日本人の、いえ、敗戦後の日本人の大きな欠陥があるのではないでしょうか。そしてそれを生み出しているのは、昨日ニュースで柔らかいゴルフクラブで30分も殴り続けた母親を報じていましたが、それと共通しているのではないでしょうか。つまり、

 「何のために生きているか」
 「何のために生きていくか」

 を周りの人々と一緒に考えたことがない、ということです。前回の講義録で述べたように考える機会が、敗戦後の教育でなくなってしまったのです。
 危機になった時に保身に走る、自分だけが変なことをいって叩かれないようにしよう(積極的な隠蔽の会議ではなかったのではないか?と推測しています。原子力委員会にも同じ見解のすりあわせなどを行う秘密会がありました)。むかつくけれど自分の虐待は発覚しないようにしよう、という母親の保身です。
 他人ごとではなく、私の中にもそれがあります。その保身ときっちりと向かい合うことが大切だと考えます。それが福島原発事故を考える技術倫理からみえてきたことであり、現在行っている教養講座でも学生の皆さんに伝えたいことです。

 急遽、記事となりました。毎回にもまして、熟考せず書きっぱなし、打ちっぱなし、のまとまらない記事になりました。ご容赦くださいませ。


付記:母親「30分ぐらい殴った」 広島、長女暴行死  2012/10/3 23:49
URL:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0305J_T01C12A0CC1000/

 広島県府中町の自宅で小学5年の長女、唯真さん(11)を殴り死亡させたとして、傷害致死容疑で逮捕された母親の無職、堀内亜里容疑者(28)が「30分ぐらい殴った」と供述していることが3日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、唯真さんの腕などには抵抗したときにできる防御痕はなかった。

 県警は、抵抗せず無防備な状態の唯真さんの腹部や頭部を練習用ゴルフクラブで繰り返し執拗に殴ったとみている。

 事件直前の1日午前、2人は外出しており、そろって帰宅するところを近所の人が目撃。堀内容疑者は唯真さんを叱っている様子だったといい、県警は外出をめぐる2人の間のトラブルが原因になった可能性があるとみて調べている。

 広島県こども家庭課によると、虐待通告を受け2009年2月に職員が面会した際、唯真さんは「無断で外に出たから殴られた」と虐待を受けた理由を説明した。職員が左目の下と腹部に大きなあざがあるのを確認し、保護した。唯真さんは「家に帰りたくない」と話したという。〔共同〕
スポンサーサイト
プロフィール

    名前:高木健治郎

書いたもの(平成29年度)
哲学(平成28年度)
科学技術者の倫理(平成28年度)
書いたもの(平成28年)
科学技術者の倫理(平成27年度)
哲学(平成27年度)
書いたもの(平成27年)
哲学(平成26年度)
「科学技術者の倫理(平成26年度)
講義録「哲学」
書いたもの(平成26年)
書いたもの(平成25年)
論文(高木健治郎の)
講義録「科学技術者の倫理」(平成25年度)
高木ゼミ『銃・病原菌・鉄』
高木ゼミ全6回『ぼくらの祖国』
教養講座6回分(平成24年度)   講義録21~
講義録「科学技術者の倫理」(平成24年度)     講義録1~15
最新記事
講義録「科学技術者の倫理」(平成23年度)
石上国語教室で行われた講演のレジュメです。哲学が足りなかったのが、福島原発事故の原因の1つではないか、と考えています。

「哲学のススメ2」レジュメ

最新コメント
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。